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感動の東京2020オリンピック

2021年09月06日 17:49 by norippe

 東京2020オリンピック、感動を与え幕を閉じました。数えきれないほどの出来事がありました。

NHKの和久田アナウンサーが、オリンピックの入場行進で、台湾選手の入場の時「台湾です」とアナウンスした事。
 オリンピック協会に台湾は「チャイニーズ・タイペイ」として登録され、プラカードも場内アナウンスも「チャイニーズ・タイペイ」となっていたが、テレビ放送ではNHKの和久田アナウンサーが「台湾です」と紹介。
 台湾を中国の一部だと言い切る中国政府は、このアナウンスに猛反発。一方、当の台湾はこの事に大絶賛。よくぞ言ってくれたと、和久田アナウンサーを褒め称えたのです。
 日本人である私達は、普通に台湾は台湾と言っていますが、今この世界情勢の中では、特に中国にとっては台湾は自国の一部と言う認識のもと、「チャイニーズの中のタイペイ」でなければならないわけで、「台湾」と言う呼称は絶対に許せるものでは無いのです。

 入場順番は日本語の五十音順で、「チャイニーズ・タイペイ」であればチェコの次の107番目に登場するはずですが、大韓民国の次の105番目に登場したのです。
これは和久田アナウンサーが、間違って「台湾」と言ったのではなく、語順からしても大韓民国の次は「台湾」と告げるのは必然のことでありました。

 中国の政府系メディアは「公共放送として『1つの中国』を損なうような報道はすべきではない」と主張し不快感をあらわにしましたが、モンスター中国に怯む事なく、日本の意地を感じる出来事でした。




 また、自分が獲得した銀メダルをオークションに出品したアスリートがいたという出来事がありました。
 東京五輪の陸上・女子やり投げで銀メダルを獲得したポーランドのマリア・アンドレイチェク選手、獲得したメダルをオークションに出品して話題となりました。
 マリア選手はメダルを獲得した5日後、ネット上で生後8カ月の男の子が心臓病を患って、その男の子の両親が助けを求めているのを知りました。アメリカに手術を受けに行く費用を必要としていたため、自身の銀メダルをオークションに出品し、男の子を支援することを決意したのです。
 マリア選手本人は2018年に骨肉腫を患い、闘病生活を送った経歴の持ち主。今回の慈善活動について「メダルの本当の価値は、私の心の中にあります。メダルは単なる物ですが、それが誰かの大きな助けになります。埃をかぶっているのではなく、誰かの命を救うことができるのです。だから、オークションに出すことにしました」と話していました。

 銀メダルがオークションに出品された事を知った母国の企業が、これを落札したのです。
 この銀メダルを競り落とした会社は「ジャプカ」といって、ポーランドでコンビニチェーンを持つ大手企業。「ジャプカ」は、「私たちはオリンピアンの美しく極めて高貴な活動に感動し、男の子のための募金活動を支援することにしました」とTwitterでコメントし、その後、この会社はメダルをマリア選手に返却し、そして手術費用を提供したのです。
 手術費は約4200万円。チャリティーサイトでの寄付分と合わせて9割ほどが集まっているとのこと。彼女の思いは全世界の人々の心に感動を与えたのです。




 100mハードル競争に出場のハンスル・パーチメント選手(ジャマイカ)は、選手村からオリンピックスタジアムに向かうバスに乗るはずが、音楽を聞いていて違うバスに乗ってしまったのです。バスが到着して気づいたら、そこは目的とまったく違う水泳競技会場でした。
 バスを間違ったと気づき、パーチメント選手は慌てた。「選手村に戻って、オリンピックスタジアム行きのバスに乗らなければならなかった。
 困ったパーチメント選手は、その場にいたティヤナさんという大会関係スタッフに助けを求めたのです。
 「彼女は、大会と提携しているタクシーに乗るようアドバイスをし、タクシー代金を手渡してくれたのです。おかげで、競技場に向かうことが出来て、ウォームアップにも間に合い、無事に競技に参加することが出来たのです。そして、パーチメント選手は見事に金メダルを取ることが出来ました。

 競技を終えた後、パーチメント選手はバスでティヤナさんの元へ向かい、金メダルを見せて「あなたのおかげで、あの日決勝に進めた」と感謝を伝え、そしてタクシー代を返してジャマイカチームのシャツをプレゼントしたのです。ティヤナさんは貰ったシャツをインスタに投稿して「ありがとう」とコメントしました。そしてパーチメント選手は「ぴったりでよかった」と書き込んでいます。
 ジャマイカのエドモンド・バートレット観光相は、助けてくれたティヤナさんに感謝し、ジャマイカに招待することを決めました。「彼女は見返りを求めない行動をしました。その行動がどんな結果をもたらすか、わからなかったでしょう」と述べています。




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