2023年春季号 第1号
令和5年4月、季刊誌となりました『ザ・戊辰研マガジン』第1号をお届けします。 …
相馬野馬追は、福島県相馬市中村地区を初めとする同県浜通り北部(旧相馬氏領。藩政下では中村藩)で行われる相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社の三つの妙見社の祭礼です。
今から千年以上もの昔、相馬氏の遠祖とされる平将門が野馬を敵兵に見立てて軍事演習に応用したことに始まったと伝えられています。
相馬氏がこの地に移ってから代々の当主がこの行事を伝承。地域の平和と安寧を祈る神事として、幾多の変遷を経ながら、今なお熱気あふれる行事が繰り広げられています。
新型コロナの影響で、今年は祭りの規模を縮小して始まりました。
7月24日(土)には相馬市の相馬中村神社で「出陣式」が行われました。
雲雀ヶ原(ひばりがはら)祭場で行われる「甲冑競馬」や「神旗争奪戦」は2年連続で中止となりましたが、制限はあるものの2年ぶりに武者行列は行われ、騎馬武者たちが市内を巡り、そして26日(月)の最終日は、相馬小高神社にて野馬懸の「上げ野馬の神事」を執り行い、全日程を締めくくりました。
表紙の画像は過去の雲雀ヶ原での神旗争奪戦風景を描いたものです。
記事テーマ:幕末維新折々の記・二十】明治の教育
明治5年(1872)8月、政府は学制を公布する。全国を八大学区に分け、その下に中学区、さらに下に小学区を制定し、それぞれに大学、中学、小学校を設けることを計った。その結果、8年(1875)までに全国で24,303校の小学校が誕生した。その数は、人口が3.5倍…
元来が激派嫌いな孝明帝にとって、更なる追い打ちとなる、三条実美らが長州藩の武力を背景に半ば恫喝的に「大和行幸」「攘夷親政」の詔勅宣布を乞うに至って怒りが頂点に 達したとあります。「十津川草莽記」によると、この詔勅は、天皇が攘夷祈願のために大和へ行幸し神武天皇…
一橋家勘定頭一橋家の中で居場所を探していた渋沢(篤太夫)英一が、いよいよ本領を発揮してきました。今回の大河ドラマのテーマは剣や政治ではなく、経世済民です。英一は歩兵募集で西国の一橋家領内を歩き訪ねるうちに、一橋家の懐をうるおすための方策を思いつきました。英一…
日本経済新聞・日曜版の「日記をのぞく」コーナーに、 タウンゼント・ハリスの「日本滞在記」が連載されていました。米国人・ハリスが、長い船旅を経て日本に着いたのは、今から150年前だった。 貿易を通じて日本を国際舞台にデビューさせた功労者。だが、先に来日したペリ…
〈会津藩「海防警備」に当たる〉 〈浦賀・能満寺〉(横須賀市鴨居2-24-1)徳川幕府は「鎖国」政策を取り、外国船の日本への入港は長崎に「出島」を造り、そこへの入航しか認めていなかったが、十八世紀の末頃になると、外国船がしきりに日本へ来航するようになり、蝦夷地…
記事テーマ:盛夏の會津鶴ヶ城
コロナ禍で、なかなか会津若松市へ訪問できない中、会津を愛する一人として、「盛夏の會津鶴ヶ城」を紹介したいと思います。【盛夏の會津鶴ヶ城(2021年8月)】会津若松市は、梅雨明け以降、連日気温35℃を超える猛暑が続いており、強い日差しに映える會津鶴ヶ城は、凛と…
温暖化のため、今年の夏は特に暑くなりました。こちら倉敷ではツクツクボーシも鳴き始めています。もう少しの辛抱ですね。倉敷駅前から美観地区に行こうと駅前の地下通路を歩いていましたら、展示コーナーで倉敷商業高校の書道部の力強い書と出会いました。倉商と言えば、今年の…
記事テーマ:江戸の坂道(神楽坂)
神楽坂は徳川家康の江戸入府前から、町が形成されていたといわれる。江戸時代になると、坂沿いは武家地や寺町となり、寺の縁日から賑わいの地、さらに繁華街・花街へと発展した。 名前の由来は諸説入り乱れているが、まず連想するのが神楽、つまり神様の前で演奏する祭礼…
記事テーマ:二人の円谷
【二人の円谷】ゴジラやウルトラマンの生みの親で「特撮の神様」と称される円谷英二監督(1901〈明治34〉~1970〈昭和45〉年)と、1964年の東京五輪男子マラソン競技銅メダリストの円谷幸吉選手(1940~1970年)の偉業を紹介するテレビ番組「二人の円谷…
記事テーマ:今秋、国定公園に編入 只見柳津福島県立自然公園
【第一只見川橋りょう展望台周辺(三島町)】只見柳津福島県立自然公園と、同県立公園周辺の只見川下流部~阿賀川の区域などは今秋、福島、新潟両県にまたがる越後三山只見国定公園に編入されることが決定しました。中央環境審議会が本年6月28日、自然公園等小委員会を開き、…
はじめまして。この度、戊辰戦争研究会に入会させて頂きました河井継之助(江戸) と申します。3年程前テレビで見た「白虎隊」の映画で衝撃を受けました。母親が8才、5才、2 才の子供を刺し殺し自刃したなんて・・・。 そんな事が出来るのか、そんな事が起きていたのかと…
記事テーマ:太宰府天満宮「門外不出」の梅の木、福島高校へ「元気を届けたい」
【学問の神様 太宰府天満宮】学問の神様、菅原道真を祭る太宰府天満宮(福岡県太宰府市)の梅の木が2014年2月、福島県福島市の福島高校に贈られました。神社以外に譲り渡されるのは極めて異例です。東京電力福島第1原発事故の影響が続く中、福島の将来を担う若者を励まし…
近況 \------------------高齢になると、拾うことが、とても便利。人は「あの人は、多少、頭がおかしい」と思うだろうが、互いに、お金が、かからない。造花用に、遊歩道の草を、とっていたら、「ご苦労さん。奇麗にして下さって」と言う人あり。これは、嬉…
記事テーマ:福島市飯野町のUFOふれあい館に「国際未確認飛行物体研究所」開設!?
【UFOふれあい舘(福島県福島市)】福島県福島市飯野町は約30年前からUFOの里として地域おこしに取り組んできており、街なかには、宇宙人の石像やUFOの形をした街灯、UFOの交番などがある有名スポット。その中心的な施設である「UFOふれあい交流館」は、平成4…
記事テーマ:最高なWebサイトを決定する賞「TCD AWARD」(2021年度)で 『土津神社』が第四位獲得
【土津神社Webサイト】Webサイトの中でも特に優秀なサイト、創作力や独自性はもちろん、サイト全体の美しさやマーケティング面などの観点からも選出されているのが、 「TCDAWARD」です。会津藩主の祖の保科正之公が祀られている『土津神社』のウェブサイトが、な…
●「コロナ後を生きる逆転戦略」文春新書、人口減少と少子高齢化による衰退をコロナ禍が加速させた。2042年には高齢者が4千万人で多くは一人暮らし。日本という国が老後を迎えている。高齢者向けの新製品を開発して海外に売る。大企業でも副業OKの時代。マンションは賃貸…
記事テーマ:今月の戊辰研お薦め本&お買い得本
発売開始! (2021年7月26日) 提督の決断 山本五十六 世界を驚愕させた「軍神」の生涯 彼に代わりうる人物はいなかった!最も戦いを望まなかった男が、戦争の当事者となったとき、日本の命運は彼の決断に委ねられた!戦史に例のない空母機動部隊による奇…
記事テーマ:戊辰戦争研究会ホームページのご案内
戊辰戦争研究会のご案内です。掲示板や論文コーナーがあります。会員募集中ですので、加入希望の方はホームページの「入会案内」をお読 みになって「メール」にてご応募ください。下記バナーをクリックで「戊辰戦争研究会ホームページ」が開きます。どうぞご活用ください。
記事テーマ:「ザ・戊辰研マガジン」のバナー掲載
当マガジンはネットで見るマガジンです。 パソコンは勿論ですが、スマホ等のモバイル機器で見る事が出来ます。 このマガジンの閲覧統計を見ますと、約4割の方がモバイル機器で閲覧しておられます。 ザ・戊辰研マガジンでは下記のバナーを用意してあります。 ホームペ…
令和5年4月、季刊誌となりました『ザ・戊辰研マガジン』第1号をお届けします。 …
「岡山城」 令和の大改修終え リニューアルオープン! 岡山のシンボル、岡山城が…
会津藩祖・保科正之公を祀り、会津藩主松平家の墓所としても知られる土津神社。十数…