2024年春季号 vol.5
今年は3月後半が寒かったせいか、例年より桜の開花が遅くなっておりましたが、全国…
2019年の夏もジリジリと太陽が照りつける暑い時が続いています。
かつての夏も暑かった。
御巣鷹山の夏、広島・長崎の夏、降伏が告げられた夏、そして災害地の夏、鎮魂の思いに胸が締め付けられます。
日々の生活の中で流れる思いを次に繋げること、事実を決して誤ってはいけない。
勝った方が創る歴史ではいけない、時の流れの中には虐げられた者がおり、その者たちの生活が脈々と続いているはずだ。
私たち研究会の会員が綴る思いを届けます、戊辰研マガジン23号を贈ります。
記事テーマ:【先祖たちの戊辰戦争・九】水原(すいばら)、出雲崎
私の高祖父・鈴木丹下は、慶応4年(明治元、1868)3月22日、水戸から逃れてきた諸生党一派を案内し、会津坂下から越後の水原へ向かった。諸生党を率いるのは水戸藩家老・市川弘美だった。 幕末、保守門閥派の諸生党は、改革派の天狗党と水戸徳川藩内で対立していた。…
記事テーマ:碑文に見る幕末
幕末京都における最強の剣客集団・新選組。戊辰研のメンバーであれば、その名を知らない人はいないと思われる。評判は良いもの/悪いものが混淆するが、大河ドラマ(2004年)に取り上げられたり、子母澤寛や司馬遼太郎の小説、『薄桜鬼』や『刀剣乱舞』などのサブカル作品と…
晩夏の倉敷美観地区を歩いて来ました。相変わらず、外人の観光客が多いです。京都と違い、ゴミは少ないのが嬉しいです。京都はゴミの山でした。悲しい観光公害です。 川面がやはり秋っぽくなりました。浮いてくる鯉の数も少なくなりました。観光船は乗るのも良いですが、見て…
記事テーマ:會津鶴ヶ城ポスター
私は、昨年一月に亡くなった母のお墓参りのため、福島市に在住する92歳の父親と共に今年の8/12から8/13の日程で会津若松市に行って参りました。調布の自宅から福島市へは新幹線で向かい、福島市でレンタカーを借りて会津若松市に向かいましたが、福島市も会津若松市も…
十市郡の九村、京都町奉行所へ箱訴 耳成山(みみなしやま)奈良県橿原市木原町 近鉄耳成駅から徒歩約17分 天香久山、畝傍山とならび大和三山の一つとして、歴史的風土特別保存地区と国の名勝に指定されている。耳成山の麓はかつては、木原村・葛本村・常盤村・内膳村・新…
熊本 幕末明治史跡と世界遺産その3 熊本市内熊本城は、残念ながら、まだ、天守閣へは登れませんでした。熊本城内にある谷干城の銅像です。 谷は土佐藩士で、西南戦争時の熊本鎮台の司令官でした。 こちらは熊本城内に設置された幕末の熊本に関わりのあった人物たちの銅像で…
記事テーマ:福島の温泉ベスト5
私が福島県在住時、会津を中心にいろいろな場所を訪問しましたが、温泉好きの私はいろいろな温泉も巡りました。その中で、私のベスト5を紹介します。第一位 高湯温泉(福島市)私の中では、ダントツの第一位。高湯温泉(たかゆおんせん)は、福島県福島市の標高750mの吾妻…
「不思議な話 」その11980年から、私は故郷の歴史と文化を調べてきた。お婆さんやお爺さんと話していると、「まぁ。入ってお茶でも飲んだら」と、よく言われる。家に入って、家の中を見せて戴く。農村の家は清潔で大きく、きれい。亡くなった方の「覚書」も見せて戴いた。…
記事テーマ:若松城下絵図屏風
幕末で活躍した会津藩の絵師の大須賀清光が描いた「若松城下絵図屏風」が2014年に発見されました。この屏風をはじめ24点の企画展が会津若松市の県立博物館で2016年4月23日から公開された際に、私は足を運びました。大須賀清光が描いた「若松城下絵図屏風」は、たて…
記事テーマ:福島の小藩「下手渡藩」
広瀬川と言うと、仙台の青葉城下を流れる川として思い浮かべる人が多いと思う。全国的に知られた仙台の広瀬川であるが、実は、日本全国にこの広瀬川と名の付く川が他にも沢山あることはご存知だろうか。 広瀬川をざっと上げてみると 広瀬川 (青森県) - 青森県東…
記事テーマ:第34回全国城下町シンポジウム會津大会
2015年5月23日~5/24の二日間、会津若松市において「第34回全国城下町シンポジウム會津大会」が開催されました。イベントの中で、『会津と長州から考える日本人の魂(こころ)』というパネルディスカッションがあることを知って、私は、この時、初めて星亮一先生の…
記事テーマ:プールそして川遊びの思い出
会津藩の藩校「日新館」には日本最古と言われる水泳プールがあった。今のように泳ぐ速さを競ったり、シンクロや高飛び込みのように、泳ぐ美しさを競うものではなく、水の中で敵と戦うことを想定した敵前泳法を修得するのが目的であった。「向井流」という泳法で、鎧や甲を身にま…
記事テーマ:コーヒーブレイク「種々の小さな話」
その五十三 南無牛頭天王 今年の夏も暑かった。暑い中、いくつかの祭りを見物した。どの祭りでも、お神輿の掛け声は「ワッショイ、ワッショイ」「セーヤ、セーヤ」と景気が良い。 ところが、私の田舎では神輿の掛け声がちょっと変わっている。ワッショイでもセーヤで…
●「幕末・維新の事件現場」SBビジュアル新書、戊辰研の集会で訪れた場所が多く、現地を知っていますのでとても楽しめました。●「不登校・ひきこもりの9割は治せる」光文社新書、英語でつまずく生徒が多 い。中一、高一、ひきこもりクライシス、親でも先生でもない、ちょっ…
記事テーマ:2019年9月号の表紙
大内宿は、会津城下と下野の国(しもつけのくに)(栃木県日光市今市)を結ぶ全長130キロメートル(32里の区間)の中で会津城下から3番目の宿駅として1640年ごろに整備された宿場町です。 会津西街道は関東側からの呼称で、会津側からは下野街道(しもつけかいどう…
記事テーマ:今月の戊辰研お薦め本&お買い得本
【発売予定】◆『会津藩燃ゆ』 我らかく戦えり。負けることを承知で、戦わねばならぬことがある。 ぱるす出版より11月発売予定 呪われたシリーズ第二弾好評発売中! 呪われた戊辰戦争 鎮魂なき150年 なぜ150年たっても敗者の魂は浮かば…
記事テーマ:戊辰戦争研究会ホームページのご案内
戊辰戦争研究会のご案内です。掲示板や論文コーナーがあります。会員募集中ですので、加入希望の方はホームページの「入会案内」をお読 みになって「メール」にてご応募ください。下記バナーをクリックで「戊辰戦争研究会ホームページ」が開きます。どうぞご活用ください。
記事テーマ:「ザ・戊辰研マガジン」のバナー掲載
当マガジンはネットで見るマガジンです。 パソコンは勿論ですが、スマホ等のモバイル機器で見る事が出来ます。 このマガジンの閲覧統計を見ますと、約4割の方がモバイル機器で閲覧しておられます。 ザ・戊辰研マガジンでは下記のバナーを用意してあります。 ホームペ…
今年は3月後半が寒かったせいか、例年より桜の開花が遅くなっておりましたが、全国…
新年明けましておめでとうございます。今年の干支は辰。辰年は政治の大きな変化が起…
戊辰戦争では、当時の会津藩は鳥羽・伏見の戦いで「朝敵」とみなされ、その後も新政…