ザ・戊辰研マガジン

Vol.7

おいしい東北の日本酒

2018年05月06日 17:46 by date

 

 宮城県を代表する日本酒は「浦霞」です。
その証拠に宮城県内の酒屋さんやスーパーマーケットを除くと、日本酒の棚には「浦霞」と「一ノ蔵」が所狭しと並んでいます。
その様はまるで「浦霞」王国と言ってもいいほどの隆興ぶりです、そのじつ、全国の居酒屋・飲み屋さんを覗いても新潟や福島や山形の有名銘酒と肩を並べて品書きをにぎわせています。
 そもそも「浦霞」は、塩釜神社の御酒酒屋として日本酒を醸造していました、塩釜神社は1,000年以上の歴史を持ちます。

株式会社佐浦
  宮城県塩釜市本町2-19
  享保9年(1724年)創業

 株式会社佐浦が立地する宮城県塩釜市は名勝地・松島湾の一角にあり、塩釜の浦に霧がかかった優しく美しい風景を指します、それが「浦霞」です。もともと鎌倉時代の武将で歌人と知られる源実朝が古来からの歌枕の地であった塩釜の風景を詠んだ歌から命名したそうです。
 「塩釜の浦の松島霞むなり 八十島かけて春や立つらむ」 源 実朝
              
 朴訥で純粋な東北人に見られるように、創業の基本方針は「本物の酒を丁寧に造って、丁寧に売る」、これこそ実直・強情な浦霞のお酒となるのでしょう。
宮城にはこれといった窯がないので、隣の福島県の大堀相馬焼のぐい飲みでいただくのが正統な仙台人の飲み方と、私は信じたい。

記者 伊藤 剛

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