2022年12月号 vol.62
「岡山城」 令和の大改修終え リニューアルオープン! 岡山のシンボル、岡山城が…
満月に照らされた白河小峰城を描いてみました。
小峰城は、阿武隈川と谷津田川の間に位置する小峰ヶ岡という丘陵にあった平山城です。東北地方では珍しい総石垣造りの城で、盛岡城、若松城と共に「東北三名城」の1つにも数えられています。
天正18年(1590年)、城主の白河結城氏が豊臣秀吉の奥州仕置により改易されるとこの地は会津領となり、蒲生氏、続いて上杉氏、再度蒲生氏が支配しましたが、寛永4年(1627年)に丹羽長重が10万石で棚倉城(福島県棚倉町)から移封されると、幕命により寛永6年(1629年)より城郭の大改築に着手、3年の歳月を費やして寛永9年(1632年)に完成しました。
その後丹羽氏、榊原氏、本多氏、奥平松平氏、越前松平氏、久松松平氏、阿部氏と7家21代の城主の交代がありましたが、慶応3年(1867年)に最後の阿部氏が棚倉藩に移封された後、白河藩は幕領となり城郭は二本松藩丹羽氏の預かるところとなったのです。
戊辰戦争でほとんどの建物が焼失し、城址には石垣が残るのみとなっていましたが、1991年に本丸御三階櫓が木造により復元されました。現在各地の城址で進められている発掘調査や、図面、古写真等の資料に基づく木造による復元の始まりとされています。
2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災により石垣等が崩壊したため、三重櫓も含め本丸は立入禁止となっていましたが、2015年(平成27年)4月19日に小峰城復興式が開催され復興式終了後に入城可能となったのです。
修復にあたっては崩れた石を一つづつ図面に起こし、形状を崩落前の石垣の写真と比較してどこの石かを特定し、元の通りに積み直すという作業が続けられました。こうした作業の結果、落とし積みと呼ばれる、特徴的な同心半円形状の石積みも旧状に復することとなりました。小峰城石垣修復のノウハウは、熊本城石垣の修復にも活かされたのです。
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