ザ・戊辰研マガジン

2018年12月号 vol.14

じいじとばあばの東北旅行2018 史跡めぐり仙台編②(仙台城址)

2018年11月21日 19:57 by tama1

史跡めぐり仙台編②(仙台城址)

る-ぷる仙台④瑞鳳殿前から次に向かったのが⑥仙台城址・青葉城資料展示館です。

バスから降りた途端、目に飛び込んできたのが、この城壁です! 仙台城というのは、自然地形を利用した山城のため、そもそも石垣が少ないそうです。 それでも随所に石垣が築かれている中で、ここ本丸北壁の石垣は、高さ約17m、全長179mにおよぶといいます。平成9年から平成16年にかけて行われた石垣の修復工事も終わり、見事な曲線美が復活しています。

青葉山の仙台城址には本丸跡に創建された護国神社への入り口にあたる大鳥居をくぐって上がります。 石段を上ってすぐに本丸跡が出現!まさに仙台市のシンボルに相応しい伊達政宗騎馬像が我々他府県からの観光客を歓迎してくれているようです。

ある方のブログを拝見してみますと、実はこの騎馬像は2代目で、昭和37年に再建されたそうで、初代の騎馬像はやはりといえば、やはり第二次世界大戦の際に金属特別回収により供出されていたようです。 ただ、胸から上の政宗公の部分は、塩釜漁港に捨てられていたとか。この像があるのは、青葉山の下に位置する仙台市博物館の庭にあるそうです。さすがに政宗公の姿部分を溶かしてしまうのは気が退けたのかも知れないと書かれていました。 幼少の頃、天然痘に罹り失明した政宗は遺言に、自分の死後、像や絵を描く際には、五体満足に生まれてきたのだから、両目を入れよと言ったので、目は見開いています。しかし、瞳は入れなかったそうですね。

びっくり 仙台城(青葉城)本丸の大広間の遺構が地上に復元されていますが、何と千畳敷の大広間と言われているそうです。びっくりそれだけ広かったのでしょうね。

そして、ひと際目立ったのが、これは何でしょう?明治35年(1902)に建てられた、西南戦争・日清戦争等の戦没者慰霊碑「昭忠碑(しょうちゅうひ)」とのこと。

迫力ありますねえ~びっくり 「昭忠」 揮毫小松宮彰仁親王(1846~1903) 昭忠とは忠義を明らかにするという意。

★全体の高さ 約20m

★鶏の材質 とび ブロンズ製 鶏の重量4,689トン

昭忠碑の塔上に設置された鶏は、戦前の金属供出を免れた明治30年代製作のブロンズ彫刻作品として希少であり、仏像を除くブロンズ彫刻として東北地方で最も古い時期に設置された重要な作品とか。

平成23年3月11日の東日本大震災により、鶏が塔上から落下し、大きく破損しました。 破損した鶏は、平成25年2月、石段前に仮設置され、平成26年5月保存修復事業が開始されました。 平成27年7月、修復のため東京のアトリエに運ばれましたが、平成28年10月修復作業が完了し、石塔の安全性を考慮し、塔の上でなく、基壇上の設置された。とあります。 

青葉城資料展示館 本丸跡には「土井晩翠碑」も建っています。 明治四年(1871)仙台市北鍛冶町の質商土井七郎兵衛の長男として生まれた晩翠は明治三十年東京帝国大学英文科を卒業。同三十三年母校旧制第二高等学校の教授として帰仙した。その間、三十一年に彼の有名な不朽の名作「荒城の月」を作詞発表。 晩翠二十八才から二十九才の頃であったといいます。 昭和27年に晩翠の胸像とともに建立された歌碑。除幕式には病をおして出席し、「身に余る誉を受けてただ涙。感謝を捧ぐ一切の恩」と詠んでその場で号泣したとお聞きしています。

♪春高楼の花の宴 めぐる盃影さして 千代の松が枝わけいでし むかしの光いまいづこ。。。。。

少し調べてみましたところ、「千代」とは大変長い年月を意味し、「千代木」(ちよき)が松の異名とか。そういうところから松には長い年月が刻みこまれていると考えられています。 その松の枝を分けて昔の「光」を探す情景は、憂いがあって美しい。 まお、この誌では「千代」を「ちよ」と詠んでいるが伊達政宗が「千代」(せんだい)を「仙台」(仙臺)と書き改め、現在の仙台市につながっているため、仙台出身の土井晩翠が「仙台」の掛詞である「千代」と書き「ちよ」と読みを替えて「仙台」のことを暗に示しているとも考えられる。・・・ウィキペディア「荒城の月」より。 なるほどの薀蓄だと思いますなるほど

「明治元年現状仙台城市之図」 仙台城の上空・青葉山から、広瀬川の東側に展開する城下を、俯瞰的・写実画風に画いた絵図。 政宗公と同じ目線で現在の市街地を重ねてみました。見事な景色ですGOOD。

城址での最後は休憩のティ-タイムを兼ねて「青葉城資料館」に入りました。

青葉城資料展示館の常設展示には伊達政宗自筆書状、政宗公愛用の刀剣、具足、宇和島伊達家大名婚礼調度品群などに仙台城模型、パネルなど一級品の資史料が展示されていましたが、例によって撮禁でしたが、ハイビジョンシアタ-で300インチの大画面で見る新CG映像「仙臺城」は圧巻でした。威風堂々たる大橋(幅約8m、長さ約120m)より本丸、大手門、川内の大身屋敷を望む景色や本丸大広間内部など誠に絢爛豪華で凄いもので見どころいっぱいの、一見の価値大でした。

仙台城趾(青葉城)見学を終えてバス停に戻ると丁度る-ぷるバスがやってきました。次は⑫大崎八幡宮下車から龍雲院へ向かいます。

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