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ザ・戊辰研マガジン

2018年08月号 Vol.10

村上殿の日々徒然

2018年07月28日 14:07 by murakamidono
2018年07月28日 14:07 by murakamidono

 難しい問題ー昔の日本文化を外国に発信する 

  「昔の日本文化を外国へ発信する」ことは「郷土の活性化につながりますが、なかなか難しい問題です。私は「LINKEDIN」を利用して、外国人と交流しています。絵と写真を中心に発信しており、現在850名程度の「お友達」がいますが、地域の活性化に効果的な「人とのめぐり会い」は少ないです。単なる「お友達」ではダメです。  絵には漫画も含まれますが、まずは「消えた文化」の日本画を描いています。これは、顔料が描きやすいからです。外国人には、私が描いた絵を欲しいという人がおり、困ることがあります。私は売るために絵を描いているのではないので、売ってしまいば、同じものをまた描かなければなりません。絵を描く時間は60㎝x90cm程度になると、1週間はかかります。和紙も高価です。最近、56x36cm程度の画用紙を使用して、早く描いていますが、毎日、そればかりをやるわけではないので、最高、年に150枚程度のようです。これには、「消えた昭和少年少女原風景」が含まれます。正確には勘定していませんが、現在、全部で400枚と思います。  「The Beauty of Murakami Rural Country」も完了しました。これは、写真(絵画の写真含む)が中心で、短い英文ですが、外国に、どのようにして広く発信するかが問題です。 「ザ戊辰研マガジン」は外国人に受けるように思います。絵が沢山あると、より分かりやすいと思います。日本語の英訳には適切な英文が見つからないことがあるわけです。

 難しい問題ー生徒の自殺 

 生徒の自殺が増えているらしい。お気の毒なことである。推測であるが「国あげて面白くもなく、役に立たないことを生徒に教えている」ように思う。無理して、我が子に勉強させている親御さんもいるようだ。これでは生徒がかわいそう。私は小学校のとき農作業をして、学校の勉強をしたことがない。母の話が面白い。  自殺願望の生徒を故郷に呼んで、いろいろ話をし「面白いこと」をして、生きがいを感じさせたいが、どのようにして呼びかけるの分からない。難しい問題である。

  難しい問題ー洪水 

 西日本の洪水による被害は予想以上であり、お気の毒なことである。 こうした災害を「人災」という人もいるが、私はその地域を見ていないので分からない。  こうした被害は、我が故郷でも起こりうるので以前から調べてきた。結論からいうと「土手」と「ダム」が最も危ない。  私の故郷集落には、江戸時代の「図面」が残されている。「図面」と言っても1mx1m程度の小さいものではなく、5mx5m 位の大きなもので、民家の部屋で広げることは不可能である。家の前庭で広げる。  この地図を見ると、土手やダムがない。安全地帯に集落民家を建てている。「川の水は最初から、どんどん流させる」やり方のようだ。高根川に近い集落がある。名前は「川端」という。「洪水の時、大丈夫か」と思い、その集落周辺を調べたが、相当川から離れており、洪水による被害は起こらないようだ。  明治時代に入って土手を作り始め、民家が建てられた。江戸時代の地図から、はっきりわかる。昭和30年ころにはダムができたが、土手とダムが最も危険である。 IV  生まれかわったらー炭焼き Name:村上久三郎 New 2018/07/18(水) 18:20   生まれ変わったら「炭焼き」になりたいが難しそう。 故郷には「炭焼きに肺がんなし」という諺がある。確かに、故郷で最長老(104歳くらい)が元炭焼きである。現在、炭焼き職人が一人いるが、90歳近くで元気。  いろいろの角度から調べているが、炭焼きには、次のような特長があるようだ。 一人で、炭にする楢の木などを切るが、全身を程よく動かす。 山にはアルファ波があるので健康によい。 山の水を飲むとミネラルが多いので健康に良い。 あれこれ食べない。時々、山ぶどうや栗などをたべる。 ときどき、汗だくになるが、血液中の「濁り」などを体外に出す。 汗のにおいを気にする人がいない。山水で適当に洗濯する。用便も適当。 適当に睡眠できる。

上記画像は、水害被害の遭った倉敷市真備です。

 日本の終焉を感じることあり  

とにかくびっくりする。コンビニなどで物を買うと、プラスチック製品の多いのに驚く。戦後の農村では、ごみは全て堆肥にした。人糞尿も。そんな時代に育った私である。 西日本の豪雨災害は、私は現場を見ていないので、何とも言えないが、政治家には「今だけ、俺だけ、お金だけ」の人がいるそうだ。 明治維新以降、西欧の真似をすることを「文明開化」と称する知識人がいた。今もいる。米国では「真似をする」ことを「海賊」という。本などを無断で複製したものを海賊版という。海賊版を売った人と買った人が問われる。米国の裁判所では「400年の刑」のように刑罰が言い渡される。私が課せらたことはない。米国人はなかなか、人の真似をしないがこれは「倫理観」からである。

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