猫も登場、今月の読書中!
●「六本木」には木が6本あったのか? 素朴な疑問でたどる東京地名ミステリー (朝日新書) 日本橋は「二本橋」だった。一つも洲がないのになぜ「八重洲」、実は家康に可愛がられたオランダ人ヤン・ヨーステンの屋敷跡。美味しい湧水がでていたので「御茶ノ水」。
●「やってはいけない健康診断」SB新書、CTは危ない。たった一度のCTでも、脳腫瘍や白血病が増える。CT被ばくで発癌率が増えることがわかっている。欧米には職場健診も人間ドックも存在しない。
●「法医学事件簿」中公新書、死体の声を聞き取り、その人がどのようにして命を失ったかを推察していく。死体に隠された本当の真実をあぶりだしていく。死体は「部分」でも語ってくれる。
●「歴史の余白 日本近現代こぼれ話」 文春新書、教科書には載らないエピソード集。「不倫問題」がマスコミや週刊誌で面白おかしく騒がれ、時には政争の具にされている昨今、正しい理屈をこねるだけでは、政治の劣化に手を貸すだけではないのか。
●「東北のハワイ」は、なぜV字回復したのか スパリゾートハワイアンズの奇跡 (集英社新書) 、ハワイアンズの歴史をさかのぼると、そこには会社のために頑張る社員の姿があった、「一山一家」の精神が培われていた。
●「人口減少と鉄道」朝日新書、人口減で鉄道は如何に生き延びていくのか。新幹線、北は北海道の函館から、九州の鹿児島まで一本に繋がった。列島大動脈が完成し、国家視点の有効な活用ができる。新幹線物流で日本列島が蘇る。
●「横山大観」中公新書、生誕150年、没後60年、近代が生み出した日本画最大の巨人。横山大観を語るのは、近代日本画を語ることでもある。
●「これなら読める!くずし字・古文書入門」潮出版社、明治初期の小学校の教科書で説明していて、くずし字・古文書学習の扉を優しく開いてくれます。絵もたっぷりと入っていて楽しそうです。
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