ザ・戊辰研マガジン

vol.2

おいしい東北の日本酒④

2017年11月29日 17:15 by date

 
 私の大好きな鶴ヶ城を散策した後は七日町を歩くのが楽しみです。
七日町(なぬかまち)は日光・越後・米沢の各街道の交わる要所で7日
ごとに市が立った会津一の繁華街です。
 昔ながらの商店が並ぶ中、古然と普通に鶴乃江酒造があります。
「鶴乃江酒造」はかつて会津藩御用達頭取を務めた「永宝屋一族」から
分業創業した「永宝屋」が前身で、昭和52年に屋号を「鶴乃江」と
改め、「会津中将」を発表しました。
 会津中将とは、会津藩の殿様「松平容保公」の官位を表しているが
正確には「従三位会津中将肥後守」といい、会津なのに肥後守とはこれ
如何に、この説明は後日にしたい。
 世間では中将の上位官位は「大将」であるが、昭和・平成の世情では
大将の名称は軽すぎます。
 たとえば、駅前の焼き鳥屋での会話では・・、
     客  「おいっ、大将、熱燗くれー」
     大将「へーい、少々お待ちを・・・」
 こんな具合である、ホントに中将で良かった。

   鶴乃江酒造株式会社
   会津若松市七日町2番46号
   創業  1794年

 会津には数多くの酒造会社(蔵)が平成の今でも生き延びている。これは
明治期に蔵は製造に専念し、流通は問屋、販売は酒屋に任せるという協定
があり、日本酒の地域文化が会津だけで完結できるという特性があったの
だろう。このシステムが崩れたのはコンビニやディスカウント等々が会津に
現れた以降でありました。逆にこのことが会津の酒が全国区になっという
一因でもあろう。
 肝心の会津のお酒の味は、コメの甘さを残した旨口で、モノの本によれば
ニシンの山椒漬けなどの濃い味に合う濃醇旨口というのが会津の酒だ
そうだ。
 ちなみに写真の会津中将の肴は、福島県相馬市の「にくもちカレイ」である。
酒もカレイもうまかった。
  伊達 藤五郎(関東支部)
(文中の感想はあくまで個人の事情によるもので、研究会は関わりありません)

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