ザ・戊辰研マガジン

vol.2

坂本龍馬と「六花亭」 ・ 伊藤 剛 

2017年11月29日 17:14 by date

 
 北海道旅行での楽しみはなんと言っても土産品であろう、
本州では販売されていない銘菓が山盛りである、そんな北海道の
銘菓のひとつが「六花亭」のお菓子である。
 「六花亭」は函館の和菓子店「千秋庵」の支店「札幌千秋庵」からの
暖簾分けで1933年に創業となった「帯広千秋庵」が前身である。
 その「帯広千秋庵」で1960年に自社が発行する月刊児童詩誌
「サイロ」の表紙と押し絵を描いていたのが坂本直行(明治39年~
昭和57年)である。
 北海道では坂本直行のことを「ちょっこうさん」との愛称で呼ばれている。
その「ちょっこうさん」こと坂本直行は、北海道開拓を夢見た坂本龍馬
の子孫で開拓に尽力した「坂本直寛」の娘婿「坂本弥太郎」の二男と
して生まれた。
 坂本直行は北海道大学農学部に学び、北大山岳部に所属して
北海道の山々を歩き、多くの植物や花の絵を描いた。
 その坂本直行は1969年に「帯広千秋庵」の包装紙の絵を描いた、
その後に「帯広千秋庵」は1977年に千秋庵の暖簾を返上して
「六花亭」と屋号を変更した。
 坂本直行の描いた「北海道の山野の木と草」の絵は「六花亭」の
包装紙として平成時代の今でも続いており、そのお菓子は北海道
の銘菓として人気を博している。
 坂本直寛が龍馬の夢を開き、坂本直行が龍馬に夢に花を咲かせた
と言っても過言ではないだろう、「六花亭」の包装紙を今に見ながら
龍馬の夢に思いを馳せる、龍馬ファンとしてはこのうえない喜びである。

   六花亭製菓株式会社
   北海道帯広市西24条北1丁目3-19

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