2023年夏季号第2号
2023年6月11日幕末の京都警護や鳥羽伏見の戦いで命を落とした会津藩士らをし…
「朝顔に つるべ取られて もらい水」
井戸に水を汲みに行ったら、つるべに朝顔が絡み付いていて、ちぎり取るのはあまりに可哀想なので、お隣に水をもらいに行った、と加賀千代女が詠んだ句です。朝顔は夏の風物詩ですが、俳句では秋の季語という事になっています。8月7日頃から立冬の前日までは秋に分類され、朝顔の最盛期の8月は秋という事になってしまうそうです。昔は家の軒先でよく見かけましたが、今はあまり見かけませんね。平安時代は薬用植物として扱われていましたが、江戸時代にはいろいろと改良を重ね、観賞用として朝顔ブームが起きました。
東京台東区の入谷鬼子母神界隈では、毎年7月初旬に朝顔祭りが開催されます。朝顔を売る店が100軒を超え、浴衣姿の素敵なお嬢様達が店先を歩き、風情を醸し出しています。
しかし、今年は新型コロナの影響で残念ながら開催が中止となりました。
今月号の表紙は、加賀千代女に思いを込め、武家屋敷に井戸を配置し華憐に咲く朝顔を描いてみました。
記事テーマ:【幕末維新折々の記・八】輪王寺宮、東北へ
慶応4年(明治元、戊辰、1868)5月15日、上野の山内に籠もった彰義隊が、新政府軍のアームストロング砲の攻撃になすすべもなく敗れ去り、5代将軍・徳川綱吉の寄進による江戸随一と言われた東叡山寛永寺の大伽藍も焼け落ちた。たった一日の上野戦争だった。 時の寛永…
テーマ:幕末・維新の旅弘道館玄関に掲げられている「弘道館」の扁額の文字は斉昭が書いた文字です。玄関奥にど~んと掲げられているのは、斉昭の命で藩医の松延年(まつのべねん)に書かせたものです。素晴らしい!この「尊攘」の書を見るために、今回水戸に来ました。斉昭と幼…
記事テーマ:『戊辰白河口戦争記』を読む
古より白河は「関」の名で知られています。西に奥羽山脈の南端である那須連山、東に阿武隈山地、その間を南北に奥州街道が通りますが、平野は栃木・福島県境のところで高原に仕切られた形です。白河はこの高原の中央に位置して、まさに「関」というような地形であることが見てと…
皆さま、お元気でお過ごしでしようか。コロナ、心配しております。くれぐれもお気をつけ下さいね。さて、西日本もやっと梅雨明けて、倉敷美観地区を歩いて来ました。入り口では、いつものように白鳥の夢ちゃんと空ちゃんのお出迎えがありました。やはり、大原美術館が空調設備の…
記事テーマ:日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)
福島県のアンテナショップ「日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)」。ミデッテ、とは福島の方言で「見ていって」という意味です。日本橋に行く機会がありましたら、皆様もぜひ「みでってくなんしょ。」私も日本橋に出張した際には、必ず立ち寄って福島県産品を購入してお…
新刊書『林源十郎商店物語』が発刊されました。こちら岡山県の倉敷には江戸時代から多くの薬屋が軒を並べていました。何故、倉敷に多くの薬屋が集まっていたのか。この新刊書を読み、「林源十郎商店」が要(かなめ)として、倉敷にしっかりと「医薬のスピリッツ」が根付いていた…
記事テーマ:会津歴史観光ガイド
会津歴史観光ガイド協会(会津若松市)は、会津地方の歴史観光パンフレットを製作しました。テーマ別に4種類を各5千~7千部発行、会津全域の観光施設に配布し、誘客に役立ててもらう。「会津戦争の古戦場」「会津白虎隊の行動」「会津新選組の行動」「会津の城」のテーマで昨…
記事テーマ:酒井玄蕃は鬼ですか?
酒井玄蕃 あるテレビ番組での事、山形駅前でこの写真を掲げ道行く人に「この方は誰かわかりますか?」と尋ねてみると、若い方のほとんどが知らないと言う。せめて地元の人くらいは知っていて欲しいと思うのだが、なかなかそうは行かないようである。名前くらいは読めるの…
●「天才 渋沢栄一 」さくら舎、1万円札の顔となる渋沢栄一、日本資本主義の父。地位と収入を失った士族の大集団を前にしての明確な対策に大感動、産業育成のため企業設立の立役者として活躍し運営を指導、銀行ローンの仕方を教え、財務諸表の作成方法を丁寧に教えた、まさに…
記事テーマ:万葉歌碑~狛江市・調布市~
『令和の時代』が始まりました。「令和」の出典元となりましたのが、「万葉集」の第5巻に収録している「梅花の歌(梅花歌三十二首并せて序)」から引用されました。引用した部分の本文と書き下し文、現代語訳は次のとおりです。<原文の引用部分> 初春令月、気淑風和、梅披鏡…
故郷の文化ー歌謡曲 -戦後まで、故郷のお寺に「●●劇団」がきて、演劇や歌謡曲を歌った。生家がお寺の近くだったので、私はよく見た。また、たくさんの歌を覚えた。5歳くらいのとき、「男の純情」を覚えた。この歌に「所詮 おとこの行く みちーは・・・」がある。ところが…
記事テーマ:“美しすぎる”「Diamond Route(ダイヤモンドルート)」
今、日本は新型コロナウィルス禍の中、政府が打ち出した「Go To Travelキャンペーン」が迷走しております。7月22日から前倒しで政府の「Go ToTravelキャンペーン」が始まることに、各方面から懸念の声が上がっております。この「Go ToTrave…
十津川郷紀行 「田中光顕歌碑」を訪ねて 、その2光顕の歌碑のちょうど下に降りたところにその田中家があります。現在は空き家となって いますが、この地で数か月?匿われていたようです。やがて、ここにも捕史がやってくる。二人は山小屋に逃げ込み、難を免れたものの、 こ…
記事テーマ:相撲史上最大の復活優勝
2016年の11月に、戊辰戦争研究会は東京両国で集会を開いた事があった。江戸東京博物館を見学し、勝海舟の生誕地や回向院を訪ねた。 回向院にある鼠小僧の墓をお参りする戊辰研の会員さん達 両国といえば真っ先に思い浮かべるのが相撲である。江戸時代の…
記事テーマ:今月の戊辰研お薦め本&お買い得本
【新発売!】 2021年の大河ドラマ決定 そして新一万円札の顔となった渋沢栄一 その英雄に迫る一冊 さくら舎より発売! ◆『武士道の英雄 河井継之助』 「尊王だと?中身も知らず、何をほざく! 長岡に兵、金を出せだと?ふざけるなや!!…
記事テーマ:戊辰戦争研究会ホームページのご案内
戊辰戦争研究会のご案内です。掲示板や論文コーナーがあります。会員募集中ですので、加入希望の方はホームページの「入会案内」をお読 みになって「メール」にてご応募ください。下記バナーをクリックで「戊辰戦争研究会ホームページ」が開きます。どうぞご活用ください。
記事テーマ:「ザ・戊辰研マガジン」のバナー掲載
当マガジンはネットで見るマガジンです。 パソコンは勿論ですが、スマホ等のモバイル機器で見る事が出来ます。 このマガジンの閲覧統計を見ますと、約4割の方がモバイル機器で閲覧しておられます。 ザ・戊辰研マガジンでは下記のバナーを用意してあります。 ホームペ…
2023年6月11日幕末の京都警護や鳥羽伏見の戦いで命を落とした会津藩士らをし…
令和5年4月、季刊誌となりました『ザ・戊辰研マガジン』第1号をお届けします。 …
「岡山城」 令和の大改修終え リニューアルオープン! 岡山のシンボル、岡山城が…