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ザ・戊辰研マガジン

2022年10月号 vol.60

村上殿の日々徒然「獅子舞・餅まき・戊辰戦争」

2022年10月04日 16:47 by murakamidono
2022年10月04日 16:47 by murakamidono

「獅子舞」  

 これは獅子です。合計4人でやります。二人は、獅子の手と足です。 あとの二人は、「おかめ」と「ひょとこ」です。 「ひょとこ」は口が膨(ふく)れていますが、あれは「火男」(ひおとこ)から来たものです。早口で「ひょとこ」です。「おかめ」と「ひょとこ」は面をかぶります。その面も作って、自宅に、文化品として展示します。

 ところで、「新世界」を作ったドボルザークも「火男」だったらしいよ。ですから、この種の芸能は「国際化」につながるわけです。 獅子は、「しらみ」とりをして、睡眠に入るのです。そこに、 「おかめ」と「ひょとこ」が現れて、邪魔をするわけです。「しらみ」は、白く、その場を、もぐもぐして、動かないです。「のみ」は、はねます。

 戦後まで、特に女子小学生の髪にいて、これに、まいたのが、米軍のDDTです。かゆいです。越後の良寛和尚さんは、懐(ふところ)にシラミを飼っていたそうですが、本当かな? とにかく、獅子は口を開けて、おこるのです。獅子も私が作りました。段ボールで、安上りです。こうした「面白、民族文化」が、欧米人にも受けるのですが、やりますか。

「餅まき 」

 家が建てられると、大工が屋根にのぼり、餅をまきます。「たちまい」と言いますが、方言か。大人も子供も「はしゃぎ」ます。 隅に撒く餅を「すみ餅」といい、かなり大きいです。これを拾うと縁起が良いとされました。これは、昭和20年代の光景です。

 私は2度、「すみもち」を拾いました。役場と斎藤作左衛門の小屋。 現在は、奈良県宇陀市榛原の墨坂神社で、11月4日の午後3時頃にまきますが、「たちまい」とは違います。 屋根の頂上にある「桶」は私が持っております。3本ぐらいの「かざり」(背丈は1.5m位)があり、それを、本家で見せていただき、作るつもりです。家を建てるときは、「完全に完成しないこと」が鉄則ですが、その意味は難しいよ。これが、欧米に誇れる昔の日本文化です。

「戊辰戦争 」

 戊辰戦争で、村上藩士の妻と娘が、門前の「耕雲寺」に避難。村上城下町の北の「門前川」にある山辺里橋(さべりはし)を右に行く。ややしばらく行くと門前。二人が見たものは、官軍の衣装をしたもの。 官軍とは言っても、天皇の本当の「心」にあらず。天皇家は「負けかた」を見ていたのだろう。雅子皇后の、ご先祖は負けたほうの村上藩士。

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