バックナンバー(もっと見る)

2023年秋季号 第3号

戊辰戦争では、当時の会津藩は鳥羽・伏見の戦いで「朝敵」とみなされ、その後も新政…

ザ・戊辰研マガジン

2024年春季号 vol.5

村上殿の日々徒然、「宇陀市」

2024年03月19日 17:24 by murakamidono
2024年03月19日 17:24 by murakamidono

 これは私案である。 宇陀市は東大寺や大和路に比較的近い。 歩くところも多いので、住むところとしては、良いところと思っている。海抜400メートルであり、夏は、奈良盆地より数度低い。冬はさむいが。 全国的に、奈良へ行きたい人は多いが、住むところがないのが、欠点である。長期滞在できるのは、民家である。1か月は、滞在しないと、いけない。榛原天満台は、長期滞在に適している。 村上から、宇陀市へ行くには、相当の時間とお金がかかる。 こうした人たちの交通費を支援する「仕組み」があると、宇陀市は人口増でバクハツすると思う。

 同時に、出来れば、いまから、桑の木を植えて、おくとよい。最初は20本である。これで5000匹の蚕を飼いる。これは、一人分の仕事である。桑の木が、ものになるには、3年かかる。桑の木が、老木となり、いらなくなったら、抜根は室生森林組合が、比較的安価にやってくれると思う。養蚕は6月5日ころ始め、40日で繭となる。 桑の木と養蚕がないと、繭の花作りや、写真の「ザクリ絹」はできなくなる。大事なことは、特に欧米に発信することである。英語が必要になる。 長期滞在を狙うと、観光客一人、30-100万円使用するそうだ。

 そのためには、「むかし文化」が不可欠である。 宇陀市には卑弥呼がいたという説もあるが、よく分からないので、「女王」としておこう。「女王の着物は何か」であるが、絹と考えられる。ここでも、桑の木が必要となる。 宇陀市から比較的近いのが松坂であるが、ここは「松坂木綿」のメッカ。その南に、伊勢神宮がある。その南に熊野がある。 日本には奈良を見学したい方が多い。宿泊所を、榛原天満台に設けるとよさそうだ。奈良までの交通費が、かなるかかるので、奈良へいけないという人もいるだろう。このような人たちを市が援助する「仕組み」が必要である。 私案であるが、養蚕を協力してもらうのはどうだろうか。 往復の電車賃5万円を援助するやり方である。また、養蚕なら、誰でもできる。例えば、5日間、養蚕で、働いていただく方法である。養蚕が好きな人は、もっと働ける「仕組み」もあると思う。こうすれば、全国から人が集まり、宇陀市が潤うことになるのでは。

 そのためには、桑の木を、今から植えておくとよい。最初のの目標は100本。 蚕は一人4000匹飼うとすると、10人で4万匹となる。 40日で繭ができる。造花にすると、繭10個で、40個の花が咲き、1万円はする。まゆ1個から、4枚、剥がせる。これで、4億円の収入となる。宇陀市榛原天満台について書いていますが、つくづく感じることは、長期滞在できる宿泊施設が、総じて、全国にないようです。お客は、長期にわたり、滞在したいのですが。「ご馳走、温泉、費用が高い」のは多いですが、特に欧米人には、これに、向いていないと思います。欧米人は、総じて、温泉嫌い、節約思想が強いです。そうした長期滞在できる仕組みを作ることが大事です。

 この時期は、アジサイですが、アジサイ寺は宇陀市の西隣りにある長谷寺です。この寺は御詠歌8番目の寺で、とにかく広いです。途中500段もある階段があります。寺の麓で、草餅をついて、売っています。昔風の集落です。お店は「はいりやすいこと」が重要ですが、この集落では、これを巧みに取り入れています。長谷寺には、きれいなアジサイが沢山咲いています。 長谷寺と違うのが、音羽山観音寺という尼寺です。ここは、標高600メートルですが、私は、この寺へ行ったことがないです。秋に行く予定です。藤原鎌足ころからある寺だそうです。

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2023年秋季号 第3号

戊辰戦争では、当時の会津藩は鳥羽・伏見の戦いで「朝敵」とみなされ、その後も新政…