2023年秋季号 第3号
戊辰戦争では、当時の会津藩は鳥羽・伏見の戦いで「朝敵」とみなされ、その後も新政…
2022年7月23日(土)~9月19日の間、会津若松市の「福島県立博物館」で『新撰組展2022』が開催されます。
新選組は、文久3年2月4日に江戸で結成された浪士組を母体とした政治集団で、尊王攘夷の実現を目指しました。会津藩に所属して京都市中の治安維持を担う一方、局長・近藤勇は一橋・会津・桑名(一会桑)勢力の有力な周旋方として政治活動に奔走しました。戊辰戦争では、幕府側に属して最後まで戦い、東北、箱館(函館)へと転戦し懸命に激動の時代を生き抜きました。現代にいたるまで、新選組は小説、アニメ、ドラマ、映画などで、常に身近な存在として描かれ親しまれてきました。
一方で、近年、歴史学の分野では新選組やその周辺の調査・研究が進み新たな資料が発掘され、小説などで知られる新選組像とは異なった姿が明らかになってきています。
本展覧会では、これら最新の研究知見を加味しながら、会津、京都という新選組と深く結びついたゆかりの地を舞台に新選組の実像に迫ります。
新選組ファンは必見です。
記事テーマ:【幕末維新折々の記・三十二】京都・将軍塚の大舞台
先祖の残した三つの手記、回想記「光子」、「騒擾日記」、「小野権之丞日記」が手元に揃った平成20年(2008)から始まる「私の先祖探しの旅」は、終わりに近づいていた。 私は京都東山・将軍塚の大舞台に立った。晴れた冬の末、まだ厳しい寒さのなか空気は澄み渡り、遠…
記事テーマ:土方歳三の愛刀「和泉守兼定」福島県内初公開(「新選組展2022」7/23開幕)
【土方歳三の愛刀『和泉守兼定』】幕末の動乱を生きた新選組の実像に迫る「新選組展2022―史料から辿る足跡」は7月23日、会津若松市の福島県立博物館で開幕しました。近藤勇の書簡など新選組の活動の目的が書き記された史料、県内初公開となる土方歳三の愛刀などが並び、…
記事テーマ:江戸幕府老中 板倉勝静の書状発見 高梁・山田方谷記念館で公開
幕末の江戸幕府で老中を務めた備中松山藩の元藩主・板倉勝静(かつきよ)(1823~89年)が明治7(74)年、かつての家臣に送った書状が、高梁市内で見つかった。廃藩置県(71年)によって生活が苦しくなった旧藩士を思いやる内容。市教委は「藩が消滅して制度的な関係…
記事テーマ:二本松少年隊に関する作文・感想文コンクール最優秀作品
2022年7月28日の二本松少年隊顕彰祭で発表された小中学生の作文を紹介いたします。 二本松少年隊に関する作文・感想文コンクール最優秀作品 (主宰・二本松少年隊顕彰会) 【ニ本松少年隊への思い】 二本松市立油井小学校 六年 佐藤太一 ぽ…
記事テーマ:新たな史料発見~新撰組隊士30人の人物評~
新撰組は、幕末に会津藩の配下となり、京の治安維持に当たった「新選組」の隊士30人の人物評などを明治時代に記した新史料が、福島県立博物館(会津若松市)で見つかりました。新選組の京都での活動を批判的な視点で記録しているのが特徴で、筆者名はないが、具体的な記述が多…
記事テーマ:相馬野馬追三年ぶりに全行事開催
【相馬野馬追】【甲冑競馬】【神籏争奪戦】【野馬懸(小高神社)】福島県相双地方で7月23日から繰り広げられてきた国重要無形民俗文化財『相馬野馬追』は、7月25日、南相馬市小高区の相馬小高神社で野馬懸(のまかけ)の神事を行い、閉幕しました。7月24日には南相馬市…
記事テーマ:紺碧の空に輝く會津鶴ヶ城
【紺碧の空に輝く會津鶴ヶ城は神々しい】私は、会津若松市の滞在時間が限られていたため、大至急で収蔵品展『幕末・戊辰戦争』を観て、お土産コーナーもレポートします。【鶴ヶ城売店書籍類】【おまけ~会津のグルメ】亡き母のお墓参り後、奴老ヶ前の「お秀茶屋」の田楽を食べま…
暑中お見舞い申し上げます。今年は本当に暑いですね。まぁ、京都五山の送り火(大文字焼き)も、今年は8月16日に執り行われるようです。コロナのために2年は開催されませんでした。お盆にあの世から帰ってきたお精霊さん(おしょらいさん)をあの世に送り返す為、20:00…
記事テーマ:いろいろ感想、「青天を衝け37・38・39回」
栄一、雄飛する明治十年代、自由民権運動が盛んになってきました。世論が政治に影響を与えるようになってくる時代の到来です。英一は商業活動に励んでいますが、商売敵の岩崎弥太郎は、「売られた喧嘩は正面から買うてやる」と、剛毅ですねぇ。共同運輸対三菱商船の間で、商戦が…
記事テーマ:村上殿の日々徒然「繭の花」
不思議な話 -村上へ帰省中。生家から、自転車で、東のほうの「布部」集落へ行く途中。向こうから、乗用車が来て停車した。「なんだろう」と、思っていたら、高齢の「おばさん」たちが二人、私のほうへ歩いてきた。「うちに来ないか」と誘われ、その車で、おばさんのお家へ。お…
記事テーマ:十津川郷士⑪(御守衛春秋-転々とする屯所)
禁裏勤務を再開した郷士らは、以後、明治元年(1869)四月八日にお役御免になるまで、御守衛として仕えました。その間の満四年五ヶ月、幕末史は孝明天皇の崩御から徳川慶喜の大政奉還~王政復古 の大号令~戊辰戦争へとめまぐるしく動き、京洛では諸雄藩が尊王・佐幕それぞ…
記事テーマ:みちこの幕末徒然、「高輪接遇所」
幕末の江戸にあった「高輪接遇所」の写真(横浜都市発展記念館提供)幕末の江戸・東京にあった英国公使館「高輪接遇所」の現存する唯一の写真が、横浜市中区の横浜都市発展記念館に展示されている。江戸の景観を写した貴重な資料で、実物の展示は初めて。一八六六年から二年間、…
記事テーマ:miki の幕末・明治史跡めぐり帳 「新幹線から史跡めぐり!?」
今回は、 最近 感動した本を ご紹介したいと思います。 感動は感動でも、 「 えぇー! 」 という新しい事実に出会った その感動です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本の題名は、その名も 『 東海道新幹線歴史散歩 』 中公新書から出てい…
記事テーマ:會津鶴ヶ城~収蔵品展『幕末・戊辰戦争』開催
會津鶴ヶ城では、令和4年7月9日(土)~9月30日(金)収蔵品展『幕末・戊辰戦争』を開催します。徳川将軍家への忠義を守り、京都守護職となって孝明天皇からも厚い信頼を寄せられた、最後まで「サムライ」であり続けようとした会津の姿を、錦絵「会津戦争記聞」などの展示…
記事テーマ:江戸の坂道(柿の木坂)
春には柿の花が咲き 秋には柿の実が熟れる 柿の木坂は駅まで三里 思い出すなァ ふる里のョ 乗合バスの悲しい別れ 春には青いめじろ追い 秋には赤いとんぼとり 柿の木坂で遊んだ昔 懐しいなァ しみじみとョ こころに返る 幼い夢が 春く…
記事テーマ:今月の戊辰研お薦め本&お買い得本
発売開始! (2021年12月24日)「賊軍」列伝 明治を支えた男たち (産経NF文庫) 文庫盛岡の原、水沢の後藤、幕臣の榎本・渋沢、会津の山川……近代日本の基礎を築いた誇り高き「敗者」たち。「敗北」を跳ね返して信ずる道を歩み、政・財・官・学の各界で大きな足…
記事テーマ:戊辰戦争研究会のご案内
◆戊辰戦争研究会ホームページのご案内◆ 戊辰戦争研究会のご案内です。掲示板や論文コーナーがあります。会員募集中ですので、加入希望の方はホームページの「入会案内」をお読 みになって「メール」にてご応募ください。下記バナーをクリックで「戊辰戦争研究会ホーム…
戊辰戦争では、当時の会津藩は鳥羽・伏見の戦いで「朝敵」とみなされ、その後も新政…
2023年6月11日幕末の京都警護や鳥羽伏見の戦いで命を落とした会津藩士らをし…
令和5年4月、季刊誌となりました『ザ・戊辰研マガジン』第1号をお届けします。 …