2023年秋季号 第3号
戊辰戦争では、当時の会津藩は鳥羽・伏見の戦いで「朝敵」とみなされ、その後も新政…
六月の花の紫陽花、画像から見えるその二軒先は内科医院でした。
江戸時代、その地は、森田節斎という儒学者の塾がありました。
頼山陽に師事し,昌平黌(しょうへいこう)に学び、尊攘論を唱え京都で塾を開き,吉田松陰,乾十郎ら尊攘志士を多く輩出し,頼三樹三郎,梅田雲浜,宮部鼎造らと親しく交わっていました。
それから、文久1(1861)年倉敷に移り、学校を創立、門下生約270人、倉敷地方では尊皇運動の発祥の地にもなった所です。その時の門人、備中松山藩の原田亀太郎が天誅組に参加しています。
倉敷紡績の創業者である大原孝四郎の父壮平は、節斎から、「謙受」の精神を教えられました。(謙受とは、驕り高ぶる者は損なわれ、謙虚に努力する者は利益を受ける、ということである)
記事テーマ:【幕末維新折々の記・三十】田名部、旅館「金千」
明治3年(1870)8月末、曾祖母・鈴木光子は、生まれ故郷の会津若松から、藩が戊辰戦争に敗北し移封された斗南、田名部(現むつ市)へ向かう。父が戦死していたので、母、妹、祖母、伯母とともに女性ばかり五人での移住である。光子は、その時10歳だった。 藩の首脳部…
記事テーマ:脇町で発見・戊辰戦争参加に影響か
幕末に京都御所の蛤御門口周辺で起きた禁門の変(蛤御門の変)の様子を伝える手紙の写しが、美馬市脇町の武田大輔さん方で見つかった。徳島藩家老家臣で勤王運動家の竹沢寛三郎(1829~1902年)が脇町にいる兄に、公家の屋敷騒動や火災に遇った街の光景を書き送っている…
記事テーマ:おやじのブログ、その11、〈浦賀奉行所跡〉
〈浦賀奉行所跡〉文政三年(1820年)約十年間にわたって会津藩など諸藩が幕府の命によって相模・房総の沿岸警備体制が縮小されて、相模沿岸は「浦賀奉行所」の管轄となった。戸田伊豆守(氏栄=うじよし)奉行は、黒船四隻が浦賀・鴨居村の沖に碇泊の「注進」に配下の中島三…
記事テーマ:戊辰戦いの墓碑(大内峠)
下野街道は、会津藩が隣国へ通じる際の本道五筋として、幕府に報告した中の一筋で、会津若松城下から日光神領今市までの総延長約132Km、道幅約3.8mの街道である。 この街道は、会津から江戸へ最短の道として、会津藩をはじめ近隣諸国藩主が参勤交代に通った道。また…
記事テーマ:鳴門市ドイツ館 松江豊壽 生誕150周年記念企画展
鳴門市ドイツ館で、「松江豊壽 生誕150周年記念企画展」が開催されています。■日時■ 2022年4月26日(火)~6月26日(日) 営業時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)■場所■ 鳴門市ドイツ館2階企画展示室■入館料■ 大人400円 小・中学…
記事テーマ:新撰組展2022~福島県立博物館(会津若松市)開催
【新撰組局長 近藤勇】【新撰組副長 土方歳三の刀】【新撰組 斎藤一の晩年の写真】【新撰組 斎藤一の家族の集合写真】福島県会津若松市の福島県立博物館で、7/23~9/19の間、「新選組展2022~史料から辿る足跡」が開催されます。新選組は、文久三年二月四日に江…
記事テーマ:美貴の幕末・明治史跡めぐり帳 「新選組隊士!! from唐津藩 ④」
唐津藩出身で新選組に入隊した、大野右仲(おおの うちゅう)さんを紹介させて頂いています。 大野さんは、 慶応4年、戊辰戦争もいよいよ終結に向かうという時期に 仙台にて新選組に入隊します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
記事テーマ:ヤマトの歴史 十津川郷士⑩(御親兵多難-天誅組退去)その3
十津川郷は天誅組隊士の二倍を超す郷民を見送りに差し向けています。 このことは、天誅組が完全に郷外へ退去するか否かを見届ける必要があったためもあろうが、それにしても手厚すぎる壮行である。 朝廷の命とはいえ、心ならずも追い出 さねばならなかった、かつての同志に対…
記事テーマ:裏磐梯を蘇らせた男 遠藤現夢(前編)
山の木々も緑に色づき、大地の息吹を感じる季節になった今日この頃。裏磐梯・五色沼、これから観光客で賑わうことだろう。 緑豊かな裏磐梯、森林で覆われたこの地がかつて火山灰や泥流で埋めつくされた不毛の原野だったことは、今の裏磐梯を見る限り想像がしがたい。 磐梯…
記事テーマ:新緑の極上の会津(2022年5月)
【会津藩主松平家墓所・院内御廟の青もみじ(会津若松市)】【観音沼森林公園(下郷町)】【龍神滝(南会津町)】【東山大滝(会津若松市)】【白糸神社と滝沢不動滝(会津若松市)】【達澤不動滝(猪苗代町)】【つむじ倉滝(柳津町)】【裏磐梯 五色沼湖沼群 弁天沼(北塩原…
記事テーマ: いろいろ感想 「青天を衝け 32・33回」
青天を衝け 32・33回 いろいろ感想 栄一、民間へ栄一は官僚を辞めて、民活に励むことになりました。何でも、近年研究が進み、江戸期に「士農工商」という同時代資料はなく、「士」と「それ以外」だったと改められたとのことです。教科書の記述も変わったようで、歴史の教…
記事テーマ:茨城県の那珂湊反射炉
ゴールデンウイーク真っ只中、家族がひたち海浜公園のネモフィラが見たいということで車を走らせた。青い空に青い海、そして広大な丘陵一面に咲く青いネモフィラ、まさに自然一色に包まれた光景に気持ちが躍る。そして私は、このひたち海浜公園から車で10分くらいのところにあ…
記事テーマ:江戸時代にタイムスリップ~会津商家めぐり
会津若松市は、会津藩に代表される武家の文化と、蒲生氏郷公にはじまる商家の文化とふたつの顔があります。その商家の文化を多くの人に知って頂こうと「若松商家めぐりの会」があります。歩いて回れる範囲にお酒、漆器、手工芸、伝統建築と見どころが集まっております。会津若松…
記事テーマ:六月の倉敷美観地区を歩く!
ゴールデン・ウィークも過ぎ去り、のんびりと倉敷美観地区を散歩して来ました。青空が街並みから見えて清々しいです。 大原美術館横の「喫茶エル・グレコ」、ツツジが満開です。50年以上の歴史があり、外観も内観もレトロな喫茶店です。名画鑑賞の後、コーヒーでも、、! …
記事テーマ:村上殿の日々徒然 大きく変わる世の中!
大きく変わる世の中ロシアは「ボロボロになる可能性」あり。これから、世が大きく変わると予測。文化の世の中になると推測。地方の昔文化が重要で、給料は、月平均12万円くらいになると推測。また、多くの大学は倒産するだろう。首都圏集中は徐々になくなる。学校では「昔文化…
記事テーマ:会津の歴史観光まるわかり、ガイド協会がパンフレット5種類発行
会津歴史観光ガイド協会(会津若松市)は、今年も歴史観光パンフレット5種類を発行した。主に会津地方の歴史的な遺産が掲載されており、観光誘客につなげる。歴史遺産紹介5000部ずつ。パンフレットはこれまでに2回製作されており、今回は第3弾。県地域づくり総合支援事業…
記事テーマ:江戸の坂道(渋谷道玄坂と忠犬ハチ公)
東京渋谷というと今では若者の街というイメージであるが、この街にも古い歴史がある。 江戸時代の渋谷は、諸侯や寺領のほかは幕府の直轄地として統治されていた。渋谷の丘はほとんどが武家屋敷で、低地の水田地帯には農家が点在し、宮益坂と元広尾には商家があった。渋谷の地…
記事テーマ:菅野典雄前飯舘村長~判断力と柔軟性、村の未来守る~
【福島県飯舘村 菅野典雄前村長】福島県飯舘村は、東京電力福島第1原発から約40キロ。2011年4月、1カ月以内に全村民を避難させる「計画的避難区域」に指定されました。飯舘村の大半は原発20~30キロ圏の屋内退避区域外で、全村避難は全くの想定外。村近隣の宿泊施…
記事テーマ:神々しいオードリー・ヘップバーン
銀幕の大スターオードリー・ヘップバーンは、誰もがご存知だと思います。映画「ローマの休日」や「マイ・フェア・レディ」のオードリーは、気品があって素晴らしい美しさです。映画スターのオードリーの写真と、ユニセス親善大使で活躍中の年輪を重ねたオードリーの写真をご覧く…
記事テーマ:「日本酒王国ここにあり」史上初の9連覇達成!全国新酒鑑評会で福島県の日本酒が金賞受賞数日本一
酒類総合研究所(広島県)は5月25日、2021酒造年度(21年7月~22年6月)の日本酒の出来栄えを競う全国新酒鑑評会の審査結果を発表した。福島県は都道府県別で全国トップとなる17銘柄が金賞を獲得、新型コロナウイルスの影響で最終審査の決審が中止となった19酒…
記事テーマ:今月の戊辰研お薦め本&お買い得本
発売開始! (2021年12月24日)「賊軍」列伝 明治を支えた男たち (産経NF文庫) 文庫盛岡の原、水沢の後藤、幕臣の榎本・渋沢、会津の山川……近代日本の基礎を築いた誇り高き「敗者」たち。「敗北」を跳ね返して信ずる道を歩み、政・財・官・学の各界で大きな足…
記事テーマ:戊辰戦争研究会のご案内
◆戊辰戦争研究会ホームページのご案内◆ 戊辰戦争研究会のご案内です。掲示板や論文コーナーがあります。会員募集中ですので、加入希望の方はホームページの「入会案内」をお読 みになって「メール」にてご応募ください。下記バナーをクリックで「戊辰戦争研究会ホーム…
戊辰戦争では、当時の会津藩は鳥羽・伏見の戦いで「朝敵」とみなされ、その後も新政…
2023年6月11日幕末の京都警護や鳥羽伏見の戦いで命を落とした会津藩士らをし…
令和5年4月、季刊誌となりました『ザ・戊辰研マガジン』第1号をお届けします。 …