2024年冬季号№4
新年明けましておめでとうございます。今年の干支は辰。辰年は政治の大きな変化が起…
今月の表紙は倉敷美観地区の倉敷川に架かる中橋。橋の向こうには倉敷考古館があります。倉敷川の最上流には「今橋」があり、その正面に大原美術館。そして川を下ると次に現れるのがこの「中橋」で、倉敷川のほぼ中央に位置します。ここから川は角度を変えて流れます。そしてこの先には川船乗り場があるのです。
川幅は約10m、最初は木造だった橋を明治10年(1877年)に石橋に架け替えました。橋桁は花崗岩の一枚岩で出来ていて、太鼓状に湾曲しています。そして桁の長さは、全国の石桁橋の中でも最長を誇る長さとなっています。
「るろうに剣心」の映画のロケにも使われた場所でもあり、橋の中央に立ってカメラにおさまる若い方達の姿が常に見受けられ、どの角度から見ても、カメラスポットになる素敵な光景の場所であります。
当戊辰研マガジンでは、この倉敷美観地区のそばに住んでおられる当マガジン記者「minnycat」さんが、毎回この倉敷美観地区の記事を書いておられます。
ここで詳しく説明をするまでもありませんので、どうぞ記事をご覧になり、素晴らしき倉敷の風景を堪能していただければと思います。
記事テーマ:【幕末維新折々の記・十八】新島旧邸(新島襄と八重の住まい)
新島夫妻は、明治11年(1878)、現在の京都市上京区寺町通丸太町上ルに自宅を建てた。 そこは、新島襄が8(1875)年11月に同志社英学校を開校した地で、言わば同志社発祥の地である。 新島は、自宅を建てるにあたり、宣教師W.テイラーの助言を得ていた。し…
記事テーマ:戊辰戦争、見えてきた実像
私の自宅の会津藩関係ファイルに何気なく保存されていた「戊辰戦争150年」の年の「朝日新聞の切り抜き」を読み返しました。二回にわたって、あの朝日新聞が「明治新政府の列島掌握を決定づけた、戊辰戦争の開始から150年。時を経たことで可能になった史実の検証や、かつて…
京で日本最古の新聞発見 「文久二年正月元日」 最古とみられる日本語の新聞。 「文久二(1862)年正月元日」の日付がある(松田清京都外大教授提供)京都市下京区の本草漢学塾「山本読書室」跡で見つかった数万点の史料群の中に江戸末期の「文久二(1862)年正月元日…
記事テーマ:江戸の坂道(紀尾井坂)
紀尾井坂で思い浮かべるのは、まず、ホテルニューオータニ。千代田区紀尾井町にこのホテルニューオータニが建ち、その横を通る道が紀尾井坂である。 大名屋敷や旧伏見宮邸があった2万坪ほどの広大な敷地で、創業者の大谷氏が所有していた土地である。 先の東京オリンピッ…
記事テーマ:會津鶴ヶ城の石垣
お城の石垣の加工は、時代の流れとともに進化していきました。鎌倉後期の自然石をそのまま積み上げる「野面積み(のづらづみ)」に始まり、関が原の合戦以降盛んに用いられた、表面に出る石の角や面をたたき、平たくする「打込み接ぎ(はぎ)」、江戸時代初期から多用された、方…
青天 11・12・13回 栄一、京へ13回で、もはやディーン・フジオカさん演じる五代才助(友厚)登場!まだ文久3年です。英一と五代が出会うのは慶応3年のパリ万博だろうと推測していたので、意外でした。五代の才助という名は、主君、斉彬がつけてくれて、本人も気に入…
【会津藩初代藩主 保科正之公】【土津神社】皆様は、『土津神社(はにつじんじゃ)』をご存知ですか?『土津神社』は、陸奥会津藩初代藩主・保科正之公をお祀りしております。江戸幕府二代将軍・徳川秀忠公のご落胤で三代将軍・家光公の異母兄弟。四代将軍・家綱公を輔佐し幕閣…
「 非常に複雑な歴史ロマン」次の1万円札の肖像に渋沢栄一がなる。 渋沢栄一と私の生家菅原家は親戚であることは、誰も知らない。これを説明する。明治元年頃、渋沢一族に「貞次郎」という人がいた。当時10歳くらい。その後、彼は「高山社」(世界遺産)で養蚕の教授となっ…
ほとんど毎日、倉敷美観地区へ散歩に行っていますが、美観地区の入り口にとうとう、こんな張り紙がしてありました。 先日、オリンピックの聖火リレーも倉敷市では中止となり、宣伝カーのみ来ていました。ものの20分ほどで岡山県北へ走り去っていきました。 オリンピツクは開…
十津川郷士⑦(御親兵多難-政変勃発) 禁裏御守衛に上洛する郷士の第一陣百余名の選抜が終わったのが、文久三年八月九日。ちょうどこの日、京でもその郷士らを収容する「十津川屯所」がようやく開設されました。 御所に近い寺町通三条下ルの「円福寺」です。 この頃、京には…
記事テーマ:危機を乗り越えた「にぎり寿司」
なんで握り寿司の1人前は10個なの? NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる」での素朴な疑問であった。ボーっと生きてると、こんな質問にも答えられないわけで、チコちゃんは知っていた。 江戸時代の屋台で生まれた握り寿司の文化は、日本における象徴的…
記事テーマ:福島県産日本酒 日本一8連覇
【満面の笑顔の福島県内堀知事(写真の右側)】酒類総合研究所(広島県東広島市)は、5月21日、2020年酒造年度(20年7月~21年6月)に製造された日本酒の出来栄えを競う全国新酒鑑評会の審査結果を発表しました。福島県は都道府県別で長野県と並び最多の17銘柄で…
記事テーマ:『気候変動サミット』開催(2021.4.22)
【『気候変動サミット』開催を呼びかけたアメリカ大統領ジョー・バイデン】【『気候変動サミット』の様子】【地球規模の温暖化の現状】アメリカのジョー・バイデン米大統領は今年1月の就任初日に、トランプ前政権が離脱した地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」に復帰するこ…
記事テーマ:修学旅行おみやげ定番「木刀」・・・会津若松市が”市場独占”
「白虎刀」「奈良刀」「京都お守り刀」といえば、修学旅行生の土産品の定番で、木製の模擬刀が知られております。近年は中国からの輸入品も多いですが、かつては会津若松市の木製品製造業「タカハシ産業」が全国シェアをほぼ独占しておりました。一九七〇年代に独自の設備で大量…
コロナウイルスの毒性は自然と違うコウモリは田舎や都会にいる。特に多いのが田舎である。空き家などは住みかとなる。ところが、日本の歴史2000年間に、コウモリの毒が空中を伝搬した事例はないと思う。蛇では、マムシが毒を持つが、毒は口の中におり、空中を伝搬することは…
今月の読書中!●「感染症と免疫力」 ワニブックスplus新書重症化を防ぐには自然免疫を高めること。地球上には人類よりはるか昔からすみ着いた微生物が至る所に存在する。毎日の生活を楽しく陽気に笑って穏やかに過ごすこと。コロナワクチン、長期的な副作用に関する研究が…
記事テーマ:今月の戊辰研お薦め本&お買い得本
只今好評発売中! ◆『天才 渋沢栄一』 2021年の大河ドラマ決定 そして新一万円札の顔となった渋沢栄一 その英雄に迫る一冊 さくら舎より発売! ◆『武士道の英雄 河井継之助』 「尊王だと?中身も知らず、何をほざく! …
記事テーマ:戊辰戦争研究会ホームページのご案内
戊辰戦争研究会のご案内です。掲示板や論文コーナーがあります。会員募集中ですので、加入希望の方はホームページの「入会案内」をお読 みになって「メール」にてご応募ください。下記バナーをクリックで「戊辰戦争研究会ホームページ」が開きます。どうぞご活用ください。
記事テーマ:「ザ・戊辰研マガジン」のバナー掲載
当マガジンはネットで見るマガジンです。 パソコンは勿論ですが、スマホ等のモバイル機器で見る事が出来ます。 このマガジンの閲覧統計を見ますと、約4割の方がモバイル機器で閲覧しておられます。 ザ・戊辰研マガジンでは下記のバナーを用意してあります。 ホームペ…
新年明けましておめでとうございます。今年の干支は辰。辰年は政治の大きな変化が起…
戊辰戦争では、当時の会津藩は鳥羽・伏見の戦いで「朝敵」とみなされ、その後も新政…
2023年6月11日幕末の京都警護や鳥羽伏見の戦いで命を落とした会津藩士らをし…