2024年冬季号№4
新年明けましておめでとうございます。今年の干支は辰。辰年は政治の大きな変化が起…
東京オリンピックの聖火リレーが3月25日にスタートしました。
復興理念を掲げる今回の東京オリンピックのスタートは被災地だった福島県のJビレッジ。そして最初に走る聖火ランナーは、東日本大震災後に行われた女子サッカー・ワールドカップでみごと優勝を果たし、国民に勇気と感動を与えた「なでしこジャパン」のメンバーでした。聖火は3日間に渡り福島の各地域を走り抜けました。約1万人のランナーが121日間をかけて日本全国を走り抜け、最終目的地の国立競技場へとつなぎます。
聖火は三日間福島県内を走り抜け、最終地の郡山へ到達したのです。会津でのセレモニーで内堀雅雄福島県知事は次のように述べました。
「私たちに変えることが出来ることが二つある。一つは自分自身、もう一つは未来だ」という猪苗代町出身の世界的な医学者野口英世の言葉を引用しながら、「起きた災害など歴史は変えられないが、自分たちの未来を変えたり作ることは出来る。幾重もの困難で厳しい状況にはあるが、この言葉を聖火に乗せ全国への旅路に送り出したい」と、復興五輪の意義を強調しました。
今回のマガジンの表紙は、2日目のゴール地点となった会津若松市の鶴ケ城と五輪をイメージして作りました。尚、会津を走った聖火の記事を当マガジンの記者である鹿目さんが詳しく載せていますので、どうぞご覧ください。
記事テーマ:【幕末維新折々の記・十六】女子遣米留学生、捨松と梅子
明治4年(1871)11月12日、岩倉具視を特命全権大使とする遣外使節団が横浜港から出航する。一行のなかに、山川捨松11歳、津田梅子6歳ら五名の女子遣米留学生がいた。薩摩出身で後に首相となる黒田清隆が主導した初の海外女子留学だった。 慶応4年(明治元、18…
会津藩京都守護職屋敷の遺構発見京都府庁の敷地内にある京都府警本部の新庁舎建設工事予定地から、文久2(1862)に建築した上屋敷の三棟の建物跡が見つかった。京都府埋蔵文化財調査研究センターによると、屋敷は絵図の記録に残っていたが、実際の遺構が発掘されたのは初め…
「生麦事件」この事件がなぜ、これほど詳しくわかるかと言いますと、見ていた人がいるのです ねぇ。大工頭の女房よしさん、その後、幕府の役人に届書を提出していて、今に伝わります。京浜急行生麦駅近くに、生麦事件参考館があり、館長さんが詳しくこのあたりの状 況を教えて…
記事テーマ:磐城戊辰戦争における七曲、八帆入橋、新田山
これはミニミニ講演会で行われた「磐城戊辰戦争における七曲、八帆入橋、新田山」と題した会報誌からの掲載になります。慶応4年六月ニ十八日の薩摩・備前・大村藩の進路を中心にした磐城戊辰戦争の流れを解説したものです。講師は加茂泰弘さん 「磐城戊辰戦争における七…
本日、戊辰研関西支部の京都集会として第15回山南忌に 総員5名にて参加して参りました。コロナ禍の中とあって、流石に例年の賑わいには及びませんでしたが、 それでも式典会場には100名を超える人が参集されておりました。山南敬助墓所「光縁寺」でお参りを済ませ、前川…
記事テーマ:東京オリンピックの聖火ランナー~会津を駆け抜ける~
【会津若松市観光大使のバレーボール女子元日本代表の大林素子さん】【福島県の内堀知事(右側)と会津若松市の室井市長(左側)と大林素子さん】東京オリンピックの聖火ランナーは、3/25に福島県のJヴィレッジを出発し、2日目は、相馬市を出発しゴール地点の会津若松市ま…
三月上旬は「倉敷はる宵祭り」と題された夜間のライトアップの催しが開催されていました。川辺に配置された色とりどりの番傘の中に夜間ライトアップがされて、それはもう綺麗でした。これは神社の石段に並べられた幼稚園児が描いた作品です。きれいですね。 さて、3月下旬から…
福島県伊達市霊山町大石に別格官幣社及び建武中興十五社のひとつ(建武の新政に尽力した南朝側の皇族・武将を主祭神とする15の社)とされる霊山(=靈)神社があります。主祭神は、北畠親房・顕家・顕信・守親を祀っています。ご利益は、農水産豊穣、家内・交通安全、商売繁盛…
記事テーマ:春爛漫・會津鶴ヶ城
春到来と共に、會津鶴ヶ城では様々な催しがあります。まずは、「鶴ヶ城さくらまつり」が、4/3(土)~5/9(日)に開催されます。夜空に浮かび上がる1000本の桜の幻想的な美しさを楽しめる「鶴ヶ城公園ライトアップ」。【會津鶴ヶ城内の綾瀬はるかさんが植樹した桜(2…
世の中が物騒です。こんな中、私は、せっせと、造花をしています。いま、芙蓉(ふよう)を50もつくり、同時に、リンドウが咲く「リンドウ峠」を仕上げています。草は拾い物です。「七つの子」の枝は、捨てられていた枝を沢山もらいました。「卯の花」と「ミカンの花」には、だ…
職人気質 -------------------いろいろの職人がありますが、大工や桶作りは、午前中に、刃物とぎをします。砥ぎ方が悪いと、刃物が切れなくなります。絹布を織る場合は、バンバンと「しめる音」がするとき、充実感を感じると思います。日本画家は「曲線描き…
記事テーマ:江戸の坂道(九段坂)
「九段坂」は九段下交差点から靖国神社の南側に至る坂。坂の南側には皇居北の丸、武道館があり、北側には靖国神社がある。 九段坂近辺の地図 江戸幕府が四谷御門の台地より神田方面に下る傾斜地に沿って九層に及ぶ石垣の段を築き、江戸城に勤務する役人のための御用屋…
記事テーマ:「東北デスティネーションキャンペーン」開催
4月1日から大型観光企画「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」が開催されます。東日本大震災から 10年、全国からの温かいご支援を励みに、「観光の力で東北を元気に」という想いを胸に歩んできました。東北 DCを通して、これまでの感謝の気持ちを世界中の皆さ…
写真はつい先日、石巻に出張したときに立ち寄った「慶長使節船ミュージアム サン・ファン館」に展示してある、バウティスタ号。伊達政宗の野望と支倉常長の苦悩を乗せて、太平洋を横断した洋式帆船の復元船です。大震災の津波にも耐えたバウティスタ号ですが、老朽化により今年…
記事テーマ:幻の蕎麦~宮古そば
福島県喜多方市内から曲がりくねった細い山道やトンネルを抜けると、里山ののどかな風景が広がる喜多方市山都町の宮古地区にたどり着きます。市街地から車で約40分。訪れたのは「幻のそば」とも呼ばれる宮古そばの起源やおいしさの秘密を探るためです。国道459号沿いに新そ…
十津川郷士にとって失意の安政六年も過ぎ、明けて安政七年(1860)、この年は三月十八日に「万延」と改元されますが、その直前の三月三日、またもや大事件が勃発しました。 有名な「桜田門外の変」ですね。大老の井伊直弼が登城の途中、水戸の浪士らに襲われ、首をはねられ…
今月の読書中!●「歴史探偵 忘れ残りの記」文春新書世界最高の史書は司馬遷の「史記」、悪ガキの少年時代から本好き、読みたいと思った本は片っ端から読んだ。自分の頭で考える代わりに,その道の専門家に代わりに考えてもらえる。読書はボンクラを実に良く鍛えてくれる。●「…
記事テーマ:今月の戊辰研お薦め本&お買い得本
【新発売!】 2021年の大河ドラマ決定 そして新一万円札の顔となった渋沢栄一 その英雄に迫る一冊 さくら舎より発売! ◆『武士道の英雄 河井継之助』 「尊王だと?中身も知らず、何をほざく! 長岡に兵、金を出せだと?ふざけるなや!!…
記事テーマ:戊辰戦争研究会ホームページのご案内
戊辰戦争研究会のご案内です。掲示板や論文コーナーがあります。会員募集中ですので、加入希望の方はホームページの「入会案内」をお読 みになって「メール」にてご応募ください。下記バナーをクリックで「戊辰戦争研究会ホームページ」が開きます。どうぞご活用ください。
記事テーマ:「ザ・戊辰研マガジン」のバナー掲載
当マガジンはネットで見るマガジンです。 パソコンは勿論ですが、スマホ等のモバイル機器で見る事が出来ます。 このマガジンの閲覧統計を見ますと、約4割の方がモバイル機器で閲覧しておられます。 ザ・戊辰研マガジンでは下記のバナーを用意してあります。 ホームペ…
新年明けましておめでとうございます。今年の干支は辰。辰年は政治の大きな変化が起…
戊辰戦争では、当時の会津藩は鳥羽・伏見の戦いで「朝敵」とみなされ、その後も新政…
2023年6月11日幕末の京都警護や鳥羽伏見の戦いで命を落とした会津藩士らをし…