2023年春季号 第1号
令和5年4月、季刊誌となりました『ザ・戊辰研マガジン』第1号をお届けします。 …
NHK大河ドラマ、渋沢栄一を描いた「青天を衝け」がいよいよ始まりました。
「近代日本資本主義の父」「実業の父」とも呼ばれる渋沢栄一。その生涯で設立や経営に関わった会社は500以上にも上るとも言われます。
渋沢栄一は天保11年(1840年)武蔵国榛沢郡血洗島村(現:埼玉県深谷市血洗島)の農家に生まれ、家業の養蚕、農業などを手伝う一方、幼い頃から論語など学問にも励みました。
攘夷思想の影響を受けた栄一は京都で一橋慶喜に仕え、27歳の時、慶喜の弟である昭武に随行してパリの万国博覧会を見学。欧州先進諸国の社会を見て帰国した栄一は、明治政府で大蔵省の官僚となり、明治6年(1873年)に退官後、民間の実業家として活動を始めました。
その後渋沢栄一は近代日本の経済社会を築き上げたのです。
詳しくはこのマガジンで紹介しています「天才 渋沢栄一」星亮一著をどうぞご覧下さい。
今月号の表紙は渋沢が設立した初代の第一国立銀行と渋沢栄一を描いてみました。
記事テーマ:【幕末維新折々の記・十五】柴五郎、終焉の地
近代日本を愚直に走り抜けた会津出身で陸軍大将、柴五郎の終焉の地を探していた。 柴五郎は、明治45年(1912)、東京郊外の玉川村上野毛に自邸を構える。その邸宅は、南に多摩川を望み、河岸段丘を背にした5,000坪の敷地に新築された。屋敷内には、河沿いの低…
龍馬血染め掛軸の落款印発見つい先日、京都新聞に「龍馬血染め掛軸・の落款印発見」の以下の記事が発表されました。昨年の9月21日(月)京都新聞『子孫が語る淡海槐堂』講演会の掲載記事のお知らせより----------------------------------…
記事テーマ:日新館天文台跡
【日新館天文台跡】会津若松市のシンボルであります『鶴ケ城』から西に5分ほど住宅街を歩くと、石垣に覆われた高さ数メートルの構造物がひっそりと建っているのが見えます。江戸時代、会津藩の藩校「日新館」にあった『天文台跡』の一部であります。水戸や薩摩などいくつかの雄…
2014年4月過去帳より2019年10月31日未明に発生した首里城火災。御庭(うなー)を囲む正殿、北殿、南殿、書院、鎖之間、二階御殿、黄金御殿、奉神門の計4800平方メートルを消失(正殿の中には、琉球王国時代から伝わる絵画や漆器、染織物収蔵)し、沖縄県の誇り…
「対面所跡の碑 」先日、岡山県立図書館で会合があり、時間が少しあったので近辺を散歩していました。近くの林原美術館前を通ると、この碑が目に入りました。何度も通っているのに気が付かないでいました。この林原美術館の場所には、岡山城二の丸屋敷の対面所が存在していまし…
彼の有名な「安政の大獄」については、今更語るべくもないほどよく知られているところ ですが、「十津川草莽記」には、面白いことが書かれています。大老井伊直弼による大弾圧が、史上まれにみる陰残な臭みを放つのは、この直弼や長野主膳の性格によるところが大きいと書かれて…
記事テーマ:希望の光
2/19に会津若松市の鶴ケ城本丸を電飾で彩る「アイヅテラス体感!光の杜ミュージアム」が開催されました。3/7まで。点灯時間は各日午後六時から午後八時まで。市民有志や観光関係団体などによる実行委員会の主催。高さ約二メートルのハート形オブジェを初めて設置しました…
記事テーマ:「青天を衝け 大河ドラマ館」
NHK大河ドラマ『青天を衝け』は、2/14放送スタートしました。産業らしい産業が皆無であった明治期の日本で、実に500を超える企業の設立に携わり「日本資本主義の父」とまで呼ばれている渋沢栄一が主人公です。東京23区初となる大河ドラマ館「渋沢×北区青天を衝け大…
映画「天外者」公開その2 いろいろ感想「日本の近代産業の父、五代友厚」近年、明治14年の北海道官有物払い下げ事件で、五代は濡れ衣だと言われるようになってきました。喜ばしいことです。早く、教科書の記述も改正されることを願います。この事件は憲法制定に関して、政権…
記事テーマ:幻想漂流写真展
戊辰戦争研究会の会員の齋藤さんが、ご覧になられた「幻想漂流」写真展について、あまりにも美しい写真の数々ですので、私もアップしたいと思います。奥会津郷土写真家の星賢孝さん(72)=金山町=の写真展「幻想漂流」は2/20、会津若松市中町の商業文化施設「福西本店」…
桜の花が開花し始めるほどの季節となりました。いつもであれば桜の花の下では、花見で人々が賑わう姿が見られますが今年は、コロナということもありイベント自粛傾向で、外にでれませんね。そこで、少しでも気が晴れたらと思い過去帳のなかから厳選して「桜」をお届けします。①…
3.11から10年が経ちます。 その時の星先生の取材記です。戊辰研では、3.11の二ヶ月後に現地で集会をしました。仙台臨時集会5月27/28/29日 5月27日(金)、一関駅で会員が合流後に南三陸町を皮切りに南下、女川・石巻・東松島を取材し、松島に宿泊。1日…
小春日和の倉敷美観地区を歩いてきました。いつものように白鳥の空ちゃんと夢ちゃんがお出迎えです。 人力車のお兄さんが客待ちをしています。人通りがないのが寂しいですが! どこから写しても「絵」になる倉敷美観地区ですね。 今日は観光舟の運航もなく、とても静かです。…
昔の道具曲がった文化品を作るのに適した道具。我が家に残された道具。戦前ー戦後、私の父や兄が使った道具である。「曲がった文化品」では、バイオリンがある。 「バイオリン?」。イタリアのStradivarius(1596-1684)が作ったようなバイオリンは現代人…
記事テーマ:マスクは顔の一部になった Part2
"赤い帽子に黒マスク 黄色いマフラーなびかせて オートーバイが空飛べば 事件がおきた時なのさ" まぼろし探偵 私が小さい頃、夢中になってみたアニメ漫画「まぼろし探偵」の歌の一節である。 オートバイが空を飛ぶはずもないが、夢見る少年たちにはヒ…
●「新型コロナ7つの謎」、講談社ブルーバックス 8割以上の人が順調に治るという点ではインフルと変わらないが、残り2割のうち、高齢者では症状が重くなり死に至る。コロナの恐ろしさは重症化にある。若 者でも後遺症が残るという点では明らかに異なる。インフルは感染して…
記事テーマ:今月の戊辰研お薦め本&お買い得本
【新発売!】 2021年の大河ドラマ決定 そして新一万円札の顔となった渋沢栄一 その英雄に迫る一冊 さくら舎より発売! ◆『武士道の英雄 河井継之助』 「尊王だと?中身も知らず、何をほざく! 長岡に兵、金を出せだと?ふざけるなや!!…
記事テーマ:戊辰戦争研究会ホームページのご案内
戊辰戦争研究会のご案内です。掲示板や論文コーナーがあります。会員募集中ですので、加入希望の方はホームページの「入会案内」をお読 みになって「メール」にてご応募ください。下記バナーをクリックで「戊辰戦争研究会ホームページ」が開きます。どうぞご活用ください。
記事テーマ:「ザ・戊辰研マガジン」のバナー掲載
当マガジンはネットで見るマガジンです。 パソコンは勿論ですが、スマホ等のモバイル機器で見る事が出来ます。 このマガジンの閲覧統計を見ますと、約4割の方がモバイル機器で閲覧しておられます。 ザ・戊辰研マガジンでは下記のバナーを用意してあります。 ホームペ…
令和5年4月、季刊誌となりました『ザ・戊辰研マガジン』第1号をお届けします。 …
「岡山城」 令和の大改修終え リニューアルオープン! 岡山のシンボル、岡山城が…
会津藩祖・保科正之公を祀り、会津藩主松平家の墓所としても知られる土津神社。十数…