2022年12月号 vol.62
「岡山城」 令和の大改修終え リニューアルオープン! 岡山のシンボル、岡山城が…
新選組ゆかりの地として知られている壬生寺は京都中京区にあり、正暦2年に創建された律宗の寺院で本尊は延命地蔵菩薩であります。今月号の表紙はその壬生寺の表門になります。
幕末、反幕府勢力により京都は大変荒れ狂っていました。1862年2月、治安維持のため幕府が京都で武芸に優れた浪士を集めて作ったのが、新撰組の前身「壬生浪士組」でした。そして壬生浪士組はその後、新選組と名を変えて、治安維持の活動の任務にあたったのです。
東門前の坊城通りには、その当時、八木邸、前川邸、南部邸の3箇所が屯所と定められ、今も八木邸と前川邸が残っています。この壬生寺は新選組の兵法調練場として使われ、屯所が西本願寺に移されてからも壬生寺境内は引き続き調練場として利用されたのです。境内には局長近藤勇の銅像や、新選組隊士の墓である壬生塚があります。
結成当時の新選組が着ていた青地の裾にギザギザ模様の羽織は、忠臣蔵の赤穂浪士が吉良邸に討ち入りする時に着ていた羽織の柄を模したもので、赤地に白抜きの「誠」の旗は、誠の武士になるという想いと、幕府への忠誠を誓うという意味が込められているのです。
記事テーマ:【幕末維新折々の記・十四】史料としての写真
幕末維新史について語られる時、それまでと全く異なる種類の史料が提示されるようになる。それは、時代を写した写真である。 幕末から維新の我が国の姿を確かに残した人物として、英国人写真家フェリーチェ・ベアトがいる。文久3年(1863)に来日したベアトは、明治17…
記事テーマ:「山川兄弟」展
【山川浩と山川健次郎】【山川浩と健次郎展の展示品の数々】戊辰戦争時の会津藩家老で明治に軍人として活躍した山川浩(大蔵)と、浩の弟で東京帝大総長などを歴任した山川健次郎に焦点を当てたテーマ展「山川浩と健次郎」は、1/16から、会津若松市の福島県立博物館で始まり…
幕末の志士が出した緊迫の手紙 |なんと、こんな手紙が地元の倉敷市にあったなんてビックリです。桂小五郎が大坂にいた長州藩士に宛てた手紙。署名を圭としている (倉敷市真備 町の市真備支所で)幕末の志士・桂小五郎(木戸孝允、1833~77年)が大坂(現在の大阪) …
記事テーマ:会津絵ろうそくまつりと鶴ヶ城ライトアップ
【会津絵ろうそくまつり~ゆきほたる~】【鶴ヶ城の絵ろうそく】【御薬園の絵ろうそく】会津若松市では、令和3年2月12日(金)~13日(土)の二日間、「会津絵ろうそくまつり」が鶴ヶ城と御薬園で開催されます。1本1本に職人技が感じられる会津絵ろうそくを皆さんに知っ…
記事テーマ:汚名返上!秩父宮勢津子妃
会津戦争に敗れ、朝敵の汚名を着せられたまま時代が過ぎ、会津の暗い時代に明かりが射したのは昭和になってからのことであった。 昭和天皇の弟宮である秩父宮雍仁親王と松平節子の結婚が決まった。節子の父の松平恒雄は、幕末に京都守護職を務めた会津藩主・松平容保の四男…
記事テーマ:会津・コロナの掟
【会津・コロナの掟】会津若松市の広田タクシーは、自社のタクシーやバスに「会津・コロナの掟(おきて)」と題した独自のチラシとポスターを掲示し、乗客の目を引いている。会津藩子弟への教え「什(じゅう)の掟」になぞらえ、新型コロナウイルス感染防止のため必要な生活上の…
映画「天外者(てんがらもん)」が公開されて、本当によかったです。この映画については、数年前から存じていまして、田中光敏監督にもお会いしたことがあり、どうなっているのかとずっと、映画のことを心配していました。五代友厚を演じられた三浦春馬さんの訃報、コロナ禍、昨…
記事テーマ:鶴ケ城の魅力ツイッターで発信
【鶴ヶ城公式Twitterに掲載されていた鶴ヶ城の写真】会津若松市の『會津鶴ケ城』を管理する会津若松観光ビューローはTwitterを活用した情報発信を始め、市民や観光客の人気を呼んでおります。年代や居住地を問わず気軽に鶴ケ城の魅力に触れてもらおうと昨年十二月…
倉敷美観地区を散歩してきました。 この道は美観地区の表道路の一本入った道です。この道で、JRの仲間由紀恵さんのCMが撮影されました。 美観地区の真ん中です。この地点が一番、有名ですね。 今日は、観光舟の船頭さん達も出ていました。 人力車のお兄さんも客を呼び寄…
【攬勝亭】非常に残念なお知らせですが、「攬勝亭(らんしょうてい)を守る会」の皆様が保存に向けて頑張っておられましたが、会津若松市柳原町の日本庭園「攬勝亭」について、土地を所有する仙台市の不動産会社が工事の着手を届け出しました。室井照平会津若松市長は12/7の…
十津川郷士④(青蓮院宮)十津川郷士たちは、禁裏御守衛に取り立てて貰うべく京に出て、梅田雲浜から有力な人物 を紹介、顔つなぎをしてもらっています。西田正俊著「十津川郷」には上平主税らが接触をもった人物の名が列記されています。主税らは、先ず長州大坂藩邸留守居役宍…
記事テーマ:震災遺産を考えるー次の10年につなぐために
【震災遺産を考える〜次の10年につなぐために(会津若松市福島県立博物館)】【津波で流された常磐線「富岡駅」】東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から十年になるのを前に、会津若松市の福島県立博物館で今年1/16から企画展「震災遺産を考える〜次の10年へつなぐ…
近況 コロナ問題で、大変困った世の中です。私は「造花」をしており、様々な造花をしています。 最近は、童謡に関係する「ミカンの花が咲いている」「卯の花」「村のはずれのお地蔵さん」を作りました。合間に、私が描いた「七つの子」をLINKEDINに投稿しましたが、人…
記事テーマ:大雪と地球温暖化の密接な関係
【関越自動車道の立ち往生の様子(2020年12月16日)】皆様の記憶にも強く残っていると思われます、昨年12月の大寒波到来に伴い記録的な大雪が降った新潟県の関越自動車道では、大型トラックが雪で動けなくなるなどし、12/16夕方から立ち往生が発生。最大時には、…
記事テーマ:今月の戊辰研お薦め本&お買い得本
【新発売!】 2021年の大河ドラマ決定 そして新一万円札の顔となった渋沢栄一 その英雄に迫る一冊 さくら舎より発売! ◆『武士道の英雄 河井継之助』 「尊王だと?中身も知らず、何をほざく! 長岡に兵、金を出せだと?ふざけるなや!!…
記事テーマ:戊辰戦争研究会ホームページのご案内
戊辰戦争研究会のご案内です。掲示板や論文コーナーがあります。会員募集中ですので、加入希望の方はホームページの「入会案内」をお読 みになって「メール」にてご応募ください。下記バナーをクリックで「戊辰戦争研究会ホームページ」が開きます。どうぞご活用ください。
記事テーマ:「ザ・戊辰研マガジン」のバナー掲載
当マガジンはネットで見るマガジンです。 パソコンは勿論ですが、スマホ等のモバイル機器で見る事が出来ます。 このマガジンの閲覧統計を見ますと、約4割の方がモバイル機器で閲覧しておられます。 ザ・戊辰研マガジンでは下記のバナーを用意してあります。 ホームペ…
「岡山城」 令和の大改修終え リニューアルオープン! 岡山のシンボル、岡山城が…
会津藩祖・保科正之公を祀り、会津藩主松平家の墓所としても知られる土津神社。十数…
新潟から会津というと、河井継之助を思い出す方も多いだろう。傷を負った河井継之助…