2024年春季号 vol.5
今年は3月後半が寒かったせいか、例年より桜の開花が遅くなっておりましたが、全国…
記事テーマ:龍馬と歩く、「備前岡山と龍馬」
岡山岡山は西国と京を結ぶ結節点にあり、瀬戸内海の重要港である玉島・下津井・牛窓が等間隔に配置されている。龍馬や慎太郎には縁の深い土地柄である。藩内には龍馬の残した足跡が多数ある。中岡慎太郎の『海西雑記』、そして岡山藩近藤定常の『近藤定常履歴(池田家文庫)』を…
記事テーマ:戊辰戦争「磐城・白河の戦い」裏切りの敗戦
いつの時代も私利私欲の為に裏切りをする人間がいるものです。 これは私の住んでいる福島県での話です。いわき市での戊辰戦争ではこんな裏切り行為がありました。 磐城平藩は海岸線の防衛を強化するため、仙台藩に救援を求めて平潟、植田八幡山、二ツ橋などに約 300人…
「二本松城」 別名「霞ヶ城」、「白旗城」、白旗の由来は降伏の白旗ではなく、「白旗ヶ峰」という山を由来としている。 「二本松少年隊」の果敢なる戦いの場である、春の桜・秋の菊ともに近郷近在の民を慰めている。平成29年4月、撮影者 伊達藤五郎(関東支部)
「若松城」福島県会津若松市,別名「鶴ヶ城」、他の地に若松城があるために「会津若松城」ともいわれる、文献では「黒川城」ともいわれる。 一般的な呼び名「鶴ヶ城」の由来は、かの時代に会津を治めていた蒲生氏郷の幼名「鶴千代」が由縁と云われている。 平成29年9月…
宮城県には日本三景の景勝地「松島」がある。 松島湾に浮かぶ島々を巡る観光船は松島観光の目玉だ。 秋田県にも松島に四適する景勝地がある「象潟」(きさかた)である。 象潟は紀元前に鳥海山が噴火して、大規模な山体崩壊により日本海に流れ込み 多くの島々が出来…
藩政時代の仙台藩の日本酒の主流は甘口であった。 その理由は赤味噌で有名な辛い仙台味噌を舐めながら、甘口の日本酒を呑むというのが 仙台武士のたしなみであったのだろう。 ところが現代では、そんな仙台武士がおったまげるような辛口の日本酒が主流である。 その…
今回は8月26日(土)から27日(日)に行われた、戊辰戦争研究会の「白河集会に」に参加してまいりました。 「白河集会」には戊辰戦争研究会のメンバーが、埼玉・岩手・福島から遠路はるばると集まりました。 集会と銘打っていますが、実は「ふくしま城フェスタ」とい…
記事テーマ:【連載】『次郎長と鉄舟から愛された男』
[ 咸臨丸襲撃事件 ]咸臨丸と言えば江戸幕府が所有する軍艦で、日本で初めて太平洋を横断した船としてよく知られている。 戊辰戦争が勃発した時、咸臨丸は品川沖を脱出したが、太平洋に出たとたんに嵐に遭い、そのまま流され伊豆の下田に漂着し、船体修理のため近くの清水…
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今年は3月後半が寒かったせいか、例年より桜の開花が遅くなっておりましたが、全国…
新年明けましておめでとうございます。今年の干支は辰。辰年は政治の大きな変化が起…
戊辰戦争では、当時の会津藩は鳥羽・伏見の戦いで「朝敵」とみなされ、その後も新政…