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日野新選組を歩く

2023年03月27日 20:55 by hidamarikun
2023年03月27日 20:55 by hidamarikun

2023年3月5日

コロナ前ぶりに関東支部集会として日野新選組を歩くを企画してみました。今回の案内人は、日野新選組同好会で、平隊士をしている斎藤一こと冨田藤四郎さん。「俺について来い!」ということで全てに甘える永倉です(^^)何と言っても企画をしたら行程を考えてくださり各施設にお電話、名札、冊子まで作ってしまう手際の良さ。(はじめちゃん…すごすぎ)

さて、日野駅の土方さんのところに集合し、日野八坂神社にお参りです。

①日野八坂神社とは、日野総鎮守祇園信仰の神社であり安政5年(1858)近藤周助の天然理心流の門人たちによる欅板に大小2本の木刀がかけられている額が奉納されました。今もなお現存され、よくレプリカや写真でみかけますね。

御一行様は、ここで円陣組んでご挨拶。

初顔合わせの方々もいますのでハンドルネームで名のりました。内容に関しましては割愛とさせていただきます。お参りを終え御朱印も頂きお隣の日野宿本陣に向かいます。

②日野宿本陣。本陣とは、普通の宿屋ではなく大名や幕府役人など身分の高い人が訪ねた場所です。この日野宿の名主は、あとでご案内する問屋の責任者であった佐藤彦五郎の屋敷でした。また、佐藤彦五郎の妻の弟である土方歳三が育った場所です。

日差しの良い日に、歳三が昼寝をした場所に皆ざこ寝

コウモリや兎の釘隠しの飾りがあります。

コウモリは、夜眠らずに家を見張ってくれる存在で、コウモリのコウが「幸」にも似ていることから掛けてある部屋に寝てる人の幸せを守る見張りの意味合いがあるそうです。ちなみに、兎の釘隠しは、佐藤彦五郎夫妻のお部屋だそうです。

皆さん、歳三に会えたようなので次に向かいます。

本陣の通りには、日野宿交流館があります。ここは、地域文化の継承と発展に寄与し、地域振興を図るために、日野宿の歴史や文化を紹介する施設です。また、お土産屋も併設されてますので是非、新選組好きな方来てもらいたい!。

サクサクいきましょう!はじめちゃん!

③佐藤彦五郎新選組資料館にまいりました。

佐藤彦五郎俊正は、11歳で名主を継ぎ日野本郷三千石を管理していた。天然理心流三代目近藤周助の門に入り近藤勇の兄弟弟子とし、剣法を学び、四年半で極意皆伝免許をとり屋敷内に道場を設けて、多摩地方の子弟の武術鍛錬に力を注いだ。この佐藤道場には、土方歳三、沖田総司、井上源三郎、山南敬助などが常に出入りし竹刀を振っていた。近藤勇と義兄弟の契を交わし新選組誕生から物心両面で支え続け、最後まで見守った第二の中興の祖。代々守り続けた先祖を顕彰し資料館を運営する十六代子孫の佐藤福子さんが、丁寧にご案内してくださいます。

※来月、佐藤彦五郎の刀の刀身が見れるのでこちらの資料館については別にします。

さて、早馬の如く午前の部が終わりましたので、腹ごしらえに行きます。

はらぺっこぺこだよ〜はじめちゃん…すいません永倉です。

 ④日野宿手打ちそば処ちばい

日野用水に沿って歩くと閑静な住宅街にちばいという名前のお蕎麦屋があります。近藤勇が、八王子千人町の千人頭の石坂弥次右衛門のところに立ち寄り血梅という梅の木を大変気に入り貰い受ける約束をした。貰い受けることなく近藤勇が亡くなり昭和20年の八王子空襲で焼けてしまう。新芽が、芽吹き花を咲かせ、時を経て日野郷土史家谷春雄氏に渡り今に至るといいます。梅の木を切ると血が滲んだように真っ赤になるからこの名前がついたみたいです。また、ここのお蕎麦は、信州のそば粉と多摩川の水でうつ製法のようです。

こしがあって美味しいですよ(^^)島田魁こと田口さんは、初参加で2食食べとりました。

 

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