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ザ・戊辰研マガジン

2022年12月号 vol.62

今月の読書中、12月!!

2022年11月24日 15:20 by minnycat
2022年11月24日 15:20 by minnycat

今月の読書中、、また買ってしまった、、

 ●「忘れる能力」、朝日新書、高齢者では嫌な記憶より喜びの記憶が残りやすい。よく考える人は、良く忘れる。「物事を忘れる」ということは、脳が健全に働いてくれていることの証拠。重要なことは「疲れたら休む」「飽きたら違うすることをする」ということ。脳寿命を左右する睡眠と食事。運動が脳を動かす。忘れることは良いことである。

●「人生はそれでも続く」、新潮新書、新聞記事になった人物たちのその後、サリドマイド薬害で両手がなく生まれた。「あれから」、「泣いても手は生えてん」と母親は特別扱いせず、何でも自分でやらせた。食事も勉強も、足を使えばできるようになった。「私には手がないだけで足がある。自分を障碍者だと思ったことはなかった」。結婚して二児の母となっている。

●「学校の中の発達障害」、SB新書、学校は「社会に出ていくための土台を造る場所」。「要求する」のではなく「相談相手」を心掛ける。お互いを攻撃しないこと。

●「老いの品格」、PHP新書、85歳を過ぎると脳にアルツハイマー型の神経変性がない人、癌がない人、動脈硬化がない人は一人もいない。できないことは諦めて、できることを大切にして、それを活かしていく。「人生いろいろ」で多様性を認める。怒りと不安によって思考が歪められないこと。思い切り笑うことは免疫機能を高める効果あり。

●「地形と地理でわかる京都の謎」、宝島新書、なぜ、徳川家康は京都に政権を置かなかったのか。朝廷・京都の社寺勢力は保守的、、なぜ、信長は防御が弱い本能寺に泊まったのか、法華宗が鉄砲の製造に深く携わっていた。この法華宗の大本山が本能寺であった。

●「宗教にはなぜ金が集まるのか」、祥伝社新書、宗教にはお金が集まる。それを象徴するのが、宗教につきものの巨大建築物。巨大建築物を見れば、信者には自分の信仰する宗教の偉大さが一目瞭然。巨大建造物ができれば信者はそれを歓迎する。信者のたちの信仰が目に見える形を取ったことで、それが自信となる。巨大建造物を建てることを目的として献金が呼びかけられる。

●「司馬遼太郎の時代」、中公新書、変動期が必要。私にとっては変動期を舞台に人間のことを考えたり、見たりすることに適している。同じ、歴史小説を扱っても、元禄期や文化文政時代の泰平の情緒を背景にものを書くことは私にはできない。

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