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土方歳三の愛刀「和泉守兼定」福島県内初公開(「新選組展2022」7/23開幕)

2022年07月29日 19:02 by tetsuo-kanome
2022年07月29日 19:02 by tetsuo-kanome

【土方歳三の愛刀『和泉守兼定』】

 幕末の動乱を生きた新選組の実像に迫る「新選組展2022―史料から辿る足跡」は7月23日、会津若松市の福島県立博物館で開幕しました。近藤勇の書簡など新選組の活動の目的が書き記された史料、県内初公開となる土方歳三の愛刀などが並び、多くのファンが歴史ロマンに浸っております。激動の幕末、会津藩の配下として京都の治安維持に当たった新選組は、刀を振るうイメージが広く浸透する。一方、近年の研究では農村を守るために攘夷を果たそうと活動した「政治集団」という姿も明らかになっている。展覧会では、その研究の起点となった近藤の書簡「志大略相認書(こころざしたいりゃくあいしたためがき)」(個人蔵)など、新選組の実像に迫る数々の史料が並ぶ。また、福島県内初公開となる土方歳三の愛刀「和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)」(土方歳三資料館蔵)も関心を集めている。会期は9月19日(月曜日休館、9月19日の祝日は開館)まで。観覧時間は午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)。観覧料は一般・大学生が1300円、高校生800円、中学生以下無料。同展は福島県立博物館、福島民友新聞社、福島中央テレビでつくる実行委と読売新聞社の主催。

 初日は開幕式が行われ、関係者がテープカットしました。「新選組展2022」は、開幕直後から長い列ができ、新選組ファンの熱気に包まれました。会場一番乗りは同市の中学生、伊藤史菜さん(14)。お目当ては土方歳三の愛刀「和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)」で、観覧を終えると「会津の刀工が京都で作った刀を、会津で見ることができて良かった。写真で見る刀と異なり、地鉄(じがね)がはっきり見えてすごくきれいだった」とうれしそうに語った。宮城県角田市の会社員井上由樹さん(28)は、「とし君」の呼びかけで始まる土方宛ての書簡を見て「『鬼の副長』と呼ばれた土方の意外な一面を感じた」と話した。神奈川県茅ケ崎市から家族と来場した小学生の井川颯真君(10)は、隊士の中で一番好きな土方の鎖かたびらなどを見て「実際に身に着けていたものを見ることができて良かった」と目を輝かせた。開幕式にも出席した、多摩・日野宿(現東京都日野市)の幕末の名主、佐藤彦五郎(土方歳三の姉ノブの夫)の子孫の佐藤福子さん(65)は「隊士やゆかりの人々の子孫が協力し、展示内容が大変充実している。会津で新選組展を開催できたことも大変意義深いものがある」と語った。会場では新型コロナウイルス対策で、密を回避するため会場内の観覧者数の上限数を設けている。土方資料館の館長「活動語り継いで」開幕式では主催者を代表して鈴木晶福島県立博物館長や井出孝利副知事、室井照平会津若松市長、土方歳三資料館の土方愛館長らがあいさつした。土方館長は「多くの方に幕末に懸命に活動した新選組を知ってもらい、語り継いでくれることを願っています」と呼びかけた。中川俊哉福島民友新聞社社長、五阿弥宏安福島中央テレビ社長、広中正則読売新聞東京本社福島支局長、新選組展2022アンバサダーの大林素子さんら関係者がテープカットし、開幕を祝った。

【テープカットシーン】

【土方歳三資料館の館長土方愛さん(写真右側)】

【開催初日の大行列の模様】

【展示室内も大行列】

 7/24、私は、会津若松市の亡き母のお墓参りに行く用事があり、お墓参り終了後、開催2日目の福島県立博物館に足を運びました。駐車場が満車状態で、やっと駐車できるほど大盛況。博物館内は凄い大行列でした。係員に聞いたところ、日曜日のせいもあり、初日よりも行列が凄いとのことでした。私は泣く泣く入場を断念して、書籍類やお土産グッズをレポートしたいと思います。特に、新撰組関連の書籍は大変充実しておりました。また、福島県立博物館で過去に発刊されました書籍類も販売されておりました。

 会場内には220余点の近藤勇や土方歳三他新選組関係者の多くの書簡や由来の品々が、新選組のできるまでや結成されてからの経緯など、五部編成で展示されており、ゆっくり眺めて2時間ぐらい要します。会場は、次のとおりの編成になっております。

《プロローグ》尊王攘夷の幕末

《第一部》京都守護職と多摩の草莽

《第二部》新撰組誕生〜幕末の京都政局

《第三部》池田屋事件と一会桑勢力

《第四部》戊辰戦争へ

《第五部》土方歳三の新選組と会津戦争

《エピローグ》それぞれの戦後

 

【『新撰組展2022』開催2日目の大行列の様子】

 

【音声ガイドナビゲーターは、ゴールデンカムイの土方歳三役などを務めた声優の中田譲治さん。ガイドを聞きながら展示資料を見ると、より理解が深まります。】

【充実した書籍類】

【新撰組関連のお土産グッズ】

 

 私は、『新撰組展2022図録』と『会津藩と新選組』、「近藤勇と土方歳三、松平容保公のポストカード」を購入しました。

【『新撰組展2022図録』】

【『会津藩と新選組』】

【近藤勇と土方歳三のポストカード】

【松平容保公のポストカード】

 最後に、福島県立博物館の書籍販売コーナーに立ち寄ったところ、過去の企画展の図録が販売されておりました。驚いたのは、『生誕四百年記念 保科正之の時代』図録は、なんと300円。

 『八重の桜』(定価2000円)は、1000円で販売されておりましたので、この2冊も迷わず購入しました。まさに出血大サービスです。

 私の会津関連書籍コレクションにこれらの4冊が加わりました。

 それにしても、『新撰組展2022』の人気の高さには圧倒されました。皆様もぜひ福島県立博物館に足を運んでください。

【記者 鹿目 哲生】  

 

 

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