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ザ・戊辰研マガジン

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マスクは顔の一部になった Part2

2021年03月06日 09:36 by norippe

"赤い帽子に黒マスク 黄色いマフラーなびかせて オートーバイが空飛べば 事件がおきた時なのさ"


まぼろし探偵

 私が小さい頃、夢中になってみたアニメ漫画「まぼろし探偵」の歌の一節である。
 オートバイが空を飛ぶはずもないが、夢見る少年たちにはヒーローが何に乗って空を飛んでも、それは不思議な事ではないのである。事件解決に向かう勇敢な姿、宙を舞い悪者たちをやっつける姿は自分そのものなのである。
 まぼろし探偵は目に黒いマスクを掛けている。目にするマスクと口にするマスクがあるが、前にも書いたが日本のヒーロー「鞍馬天狗」は口を覆うマスクで、アメリカの「バットマン」は目を隠すためのマスクをしている。


鞍馬天狗とバットマン

 コロナでマスクは当たり前にするようになったが、欧米では口にするマスクを拒否して警察に捕らえられる人々が多くいたのだ。
 では欧米人が口に付けるマスクを嫌う原因は何故なのか?

 人とコミュニケーションを取るときに、会話の中身は大切だが顔の表情も重要である。顔のパーツの中で感情が出やすいのは目元や口元だが、日本人と欧米人では感情を表現する際、どちらを重要視するかに大きな違いがある。

 日本人は感情を目で表現し、欧米人は口で表現すると言っても過言ではない。

 メールやチャットを送るとき、顔文字を使うことが多いのではないだろうか。
 顔文字、絵文字、スタンプは、言葉だけでは冷たい印象になりがちな文章に、表情や気持ちを込められる便利なアイテムである。「ありがとう」と言葉だけ送るよりも、「ありがとう(^_^)」と顔文字を添えたほうが喜びの感情が伝わりやすいものだ。

 顔文字の違いで判明したのだが、目で表情を読む日本人・口で表情を読む欧米人、その違いは、使われる顔文字のバリエーションにも現れているようだ。



 日本では (>_<) (^_^) (*_*) (;_;) (@_@) のように目のパーツを替えて表情の違いを表現するのに対して、欧米人は口のパーツで感情を伝えることが多いのだ。
 一方、欧米の顔文字は横倒しで表記される。例えば、怒っている表情 :‐( や笑っている表情 :-) 舌を出している表情:-P といった具合だ。欧米人は日本人とは違い、目のパーツではなく口のパーツを変えて表情を表現するのである。さらに欧米では、感情を強調する場合、口のパーツを重ねるのだ。例えば、喜びの感情を現す :) という表現が、すごくうれしいときには、 :))))) となるのである。

 このことから、日本人は感情を表現するときに口よりも目元を重視し、欧米人は目よりも口元を重視するという傾向が見えてくる。


マスクとサングラス

 アニメのキャラクターも、日本は目が大きく、欧米は口元が大きいことから、目と口のどちらの表現が重視されているかが分かってくる。この傾向は、顔を隠さなければならないときに、目と口どちらを隠すかという行動にも現れるのだ。顔を隠したいときにマスクをすることが多い日本人に対し、欧米人はサングラスをかけることが多い。これも、日本人が目を重視し、欧米人は口元を重視していることの現れなのである。

 日本では「目は口ほどに物を言い」と言うことわざがあるが、欧米だと「口は目以上に物をいう」になるのだろうか。



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