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ザ・戊辰研マガジン

2021年02月号 vol.40

『会津絵ろうそくまつり~ゆきほたる~』と『体感! 光の杜ミュージアム「アイヅテラス 」』

2021年02月09日 16:28 by tetsuo-kanome
2021年02月09日 16:28 by tetsuo-kanome

【会津絵ろうそくまつり~ゆきほたる~】

【鶴ヶ城の絵ろうそく】

【御薬園の絵ろうそく】

 会津若松市では、令和3年2月12日(金)~13日(土)の二日間、「会津絵ろうそくまつり」が鶴ヶ城と御薬園で開催されます。1本1本に職人技が感じられる会津絵ろうそくを皆さんに知って頂こうと、このまつりを開催しているそうです。鶴ヶ城や御薬園をはじめ市内各所にて「約10,000本の蝋燭のあかりに照らされて雪景色に浮かぶ会津幻影」をお楽しみください。会津伝統的工芸品の1つである、「会津絵ろうそく」は、1本1本に菊、牡丹、藤などの季節の草花が色鮮やかに描かれている色鮮やかな会津絵ろうそくの製造工程は、芯づくりにはじまり、蝋かけ、かんなかけ、手磨き、絵かき、上がけ、芯だし、串ぬき、とすべてが手作業で行なわれています。 1本1本に職人技が感じられる会津絵ろうそくは素晴らしいです。1回目の絵ろうそくまつりがみぞれの降る御薬園で行なわれました。始まって30分が過ぎようとする頃、会場で誘導係りをしていたボランティアスタッフの1人がいつまでも列が途切れないことを不審に思いました。仕事を代わってもらい、入口にたどり着いたスタッフの目の前には入場を待つ傘の列がずらりと並んでいました。入場客の方々は、小さな子供さんからご年輩の方までとても幅広く、皆さんに初回から大好評をいただき、毎年開催する恒例行事となりました。やわらかく、あたたかい絵ろうそくの光。職人の真心がろうそくに込められ、さらに私たちの心まで明るくやさしく照らします。

 御薬園は「静」の世界、鶴ヶ城は「動」の世界、とそれぞれ異なった楽しみを皆さんに体験して頂けます。御薬園では、竹筒で心字の池を取り囲み、幽玄・幻想の世界を現出します。鶴ヶ城では、会津本郷焼の瓦燈や会津塗り燭台で会津絵ろうそくを灯します。2日間とも夜間登閣(有料)が可能となっていますので、天守閣から見る風景は、地上で見るのとはまた違った感じを受ける事と共に、ろうそくで大地に絵を描きますので、その美しさを体感できるのは、この天守閣に登った方のみ! 何が描かれているかは、実際に自分の目で確かめるまでのお楽しみ!!(当日の天候や積雪の具合により予定が変更となる場合がございます、予めご了承下さい。) また、出店も数店用意させていただきます。 1本1本手作りで丹精込めて作られた会津絵ろうそくが、会津の宝である御薬園・鶴ヶ城という壮大なスケールのもとで一斉に灯され、その炎の赤々とゆらめく様を心ゆくまでご堪能下さい。

 

【体感! 光の杜ミュージアム「アイヅテラス 」】

  そして、鶴ヶ城では令和3年2月19日(金)~3月7日(日)の間、鶴ヶ城本丸でLEDイルミネーションイベント『体感! 光の杜ミュージアム 「アイヅテラス」』を開催します。第5回目(令和3年)は鶴ヶ城ライトアップにあわせて、本丸内のブルーイルミネーション、マッピング、カラーライトアップなどが鮮やかに繰り広げられます。「あいづの雪はあったかい」

 今年の会津は雪が多いそうです。全国的に大寒波襲来が何度もあり、雪の会津もなかなか魅力的です。コロナ禍の中、首都圏からはなかなか足を伸ばせそうもないですが、お近くの方々、ぜひ冬の会津にこらんしょ。

【記者 鹿目 哲生】

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