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新年丑年の會津鶴ヶ城・赤べこ・土津神社

2021年01月06日 08:34 by tetsuo-kanome

【令和三年元旦の會津鶴ヶ城】

 年末から年始にかけた大寒波襲来の影響により会津若松市は大雪となり積雪18㎝。雪景色一色となりました會津鶴ヶ城は、それはまた凛として美しい。天守閣から望む鶴ヶ城内の景色も一面銀世界。會津鶴ヶ城では元旦からの入場者先着5,000名に、福をめしとると言われている「縁起めしべら」が配られるそうです。また、疫病退散の御利益があるとされる会津の縁起物「 赤べこ」が新年のお出迎えをしております。「赤べこ」の体に描かれた黒い斑点は疫病の跡といわれ、その昔、赤べこを近くに置くと「流行り病」に感染しなかったという伝説が残っているそうです。 

 令和三年の元旦の天皇皇后両陛下と愛子さまのご挨拶の際には、今年の干支の「牛」に関連した置物がテーブルの上に置いてあり、天皇陛下は、福島県会津地方の民芸品「赤べこ」について、「疫病退散の縁起物である」と、その由来を話されていたそうです。

 

 また、JR東日本では、会津若松市と連携し、東京駅エキナカ商業施設「グランスタ東京」内のイベントスペース「スクエア ゼロ」に、全長約2.7mの「巨大赤べこ」を12月28日~2021年3月31日に展示しております。2021年の干支である「丑年」にちなんで年末年始を祝うとともに、東日本大震災から10年目をむかえ、4月からは観光キャンペーン「東北デスティネーションキャンペーン」が開催される2021年にむけて、福島県の情報発信を行なうそうです。また、疫病を退け赤べこを近くに置くと疫病から逃れられるという言い伝えがあるため、会津若松市では、新型コロナウイルスの終息を願う意味で赤べこを展示しており、東京駅においても同様の願いを込めて展示するそうです。

【東京駅の赤べこ】

 

 一方、会津藩の祖であります保科正之公を祀られている「土津神社(猪苗代町)」の新年は、年末年始の大寒波の襲来で大雪となり会津若松市よりも多くの積雪のため鳥居も階段もかなりの積雪で真っ白となっております。

【土津神社】

  土津神社は、狩衣は萌黄色で和柄は松皮菱です。萌黄色は徳川家光公が大いに好んだ色で、保科正之公に萌黄色の直垂を与え「保科家は代々萌黄色の着用を許す」と告げています。保科正之公にその衣装を与えることで、将軍と同格である事を周りに知らしめました。

【土津神社の護符】 

 「赤べこ」の由来には「平安時代に蔓延した疫病を払った赤い牛の伝説」や「会津地方に天然痘がはやったときに赤べこの人形を持っていた子どもは病気にかからなかったという伝承」があり、「赤べこ」を近くに置いておくと病気や災難から逃れられるなどが言い伝えられおります。

【土津神社の御朱印】

【2020年紅葉の土津神社】

 令和三年の新年を迎えた会津のシンボルの會津鶴ヶ城と土津神社ともに一面の雪景色で冬らしくとても美しいです。また、会津の「赤べこ」が疫病退散の縁起物として天皇家のテーブルにも登場したことはとても嬉しいニュースです。東京駅にも「赤べこ」が設置され、丑年とコロナ退散を願かけしております。天皇家と東京駅で、会津の「赤べこ」が注目されていることは、とても嬉しいニュースです。こうしたコロナ禍の中、昨年の大晦日の東京都のコロナ感染者が初めて1,000人を大きく上回り1,337人となり、感染の急速な拡大に歯止めがかからない状況にあり、1/5も1278人の感染になり、1/7に首都圏に「緊急事態宣言」が発出されることになりました。いつコロナが収束するか先が見えませんが、私も疫病退散を「赤べこ」に願をかけて新年を過ごしていきたいと思っております。

【記者 鹿目 哲生】

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