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2020年07月号 vol.33

「ジャパンレッド」日本遺産に 高梁・吹屋 ベンガラの里

2020年07月05日 11:38 by minnycat
2020年07月05日 11:38 by minnycat

「ジャパンレッド」日本遺産に

 岡山県高梁市吹屋の ベンガラの町 備中吹屋、日本遺産おめでとうございます。叔母の墓前に報告します。と言いますのは、この吹屋のふるさと村の二代目村長をしていたのが、叔母の長尾有子でした。日本遺産になるとは、もう少し早ければ生前に報告もできましたのにと残念ですが、まずは、お祝いを申し上げます。画像は、雑誌の表紙に取り上げて頂いた、叔母宅です。石碑のある、築三百年、ベンガラを外装にも内装にも塗り込めています。とても丈夫なんですよ。皆さんも、吹屋、見に来てくださいね!

「ジャパンレッド」日本遺産に 高梁・吹屋 ベンガラの歴史!  

 文化庁は19日、地域の歴史的な特色や文化財にまつわるストーリーを認定する2020年度の「日本遺産」に、赤色顔料・ベンガラと銅に着目した高梁市の「『ジャパンレッド』発祥の地」を含む全国21件を新たに選んだ。15年度に創設された日本遺産は累計で104件と目標(100件程度)に達したため、新規認定は今回を最後とし、当面は追加しない。岡山県関係は累計7件で、都道府県別では3位タイとなった。

 「ジャパンレッド―」は、高梁市成羽町吹屋地区で江戸中期以降に盛んに生産されたベンガラと銅にまつわるエピソードがテーマ。ベンガラ色に彩られた町並みが残る吹屋地区(国重要伝統的建造物群保存地区)をはじめ、ベンガラの製造販売で栄えた豪商・旧片山家住宅(国重要文化財)、吉岡銅山跡、地域に伝わる民俗芸能・備中神楽(国重要無形民俗文化財)など計22点の文化財で構成している。

 ベンガラは銅山で産出される硫化鉄鉱を原料とし、輪島塗や九谷焼といった工芸品、全国の社寺の建築に用いられた。認定に当たり「わが国を代表する陶磁器や漆器の『赤』を『ジャパンレッド』と表現した興味深い物語」と評価された。

 過去の認定遺産の内容変更もあり、笠岡市と香川県丸亀市、土庄町、小豆島町の採石文化をテーマとする「石の島」の構成文化財に、大石山(笠岡市六島)など3点が追加された。  日本遺産は地域振興を目的とし、認定されると地元が取り組む情報発信や普及啓発に対して国の財政支援を受けられる。20年度は全国69件の申請があり、有識者委員会がストーリーの訴求力や地域性、日本遺産を生かした地域づくりのビジョンを基準に選考した。岡山県関係の申請は4件で、ジャパンレッドを除く3件は選外だった。(2020年06月19日 21時19分 更新) https://aiko369.com/980-16539

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