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ザ・戊辰研マガジン

2020年03月号 vol.29

お江戸日本橋

2020年03月01日 18:51 by tetsuo-kanome

【歌川広重 東海道五拾三次の「日本橋」】

 慶長8年3月3日(1603年4月14日)、「お江戸日本橋」は、江戸幕府を開いた徳川家康による全国の道路網(街道)整備計画に際し、初代の橋(木造の太鼓橋)が架けられました。「お江戸日本橋」とうたわれたように、江戸時代は東海道における旅の起点でありました日本橋。五街道の基点となりました。以降、江戸の中で最も賑わう場所として、また、水運に恵まれたこともあり、多種多様な物質が集結・流通した場所でもあります。江戸時代の日本橋は、パリやロンドンよりも巨大な、世界屈指の都市だったと言われています。

 街の顔ともいえる石造二重アーチ構造の日本橋は、1911年(明治44年)につくられたものです。2011年(平成23年)に架橋100周年を迎えました。橋の真ん中で街を見守ってきたのは、翼のある麒麟像。

【現在の日本橋】

  

 道路標識で「東京まで○○km」と書かれている多くは、日本橋までの距離を表しています。

 よみがえれ日本橋。地元の悲願達成に向け、首都高速都心環状線の地下化が、具体的にいよいよ動き出します。公民連携の下、日本橋川を覆う首都高を高架から地下に移設する一方、開放感が取り戻される川沿いに快適な空間を生み出していく日本の道路網の基点とも言える日本橋に首都高の高架が覆いかぶさるようになったのは、いまから50年以上前。1964年開催の東京五輪に向けて交通インフラの整備が急がれる中で、用地買収を必要としない河川の上部空間が活用されました。首都高地下化によって生み出されることになる親水空間という新しい場。そこではどのような機会が提供されていくことになります。豊かな水辺の再生は、都市のにぎわい創出はもちろん、産業創造にまで結び付く可能性も見込めそうです。

 おまけ。最後の一枚は、私が担当している再開発の「常盤橋再開発」の看板。東京駅と日本橋の間に位置し、日本橋エリアの一連の再開発と連動しております。「常盤橋再開発ビル」が完成すると、大阪の「アベノハルカス」を抜いて日本一高いビルになる予定です。

【記者 鹿目 哲生】

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