一泊二日で伊豆半島を旅して来ました。まず、下田のペリーロードを歩きました。その時の様子は先月の24号に書きました。翌日は、芦ノ湖周遊をして、そして箱根の関所を見学しました。
箱根関所、当時の匠の技や道具を使い、平成19年(2007年)、140年ぶりに芦ノ湖畔に再建されました。 渋墨塗りで塗られた威厳溢れる佇まいは、江戸時代さながらに緊張させてくれますね。前面に芦ノ湖、背後には屏風山、眺望豊かな立地場所は 関所にうってつけです。私は二度目の再訪ですが、行く度にドキドキ、ハラハラ、何も悪い事をしていないのに心臓がパクパクしてしまいます。箱根関所は、訪れる人を、 歴史ロマン溢れる箱根の旅へと誘ってくれます。
江戸時代、全国に置かれていた50か所余りの関所のうち、当時の姿を日本で唯一完全復元している関所、すべてリアルに忠実に、、 江戸時代の生活の様相さながらの上番休息所 、足軽番所、関所破りの極悪人を拘留した獄屋が再現されてあり、とても楽しめます。高台から芦ノ湖を一望できる遠見番所。パノラマのように富士山はじめ芦ノ湖を展望できます。
芦ノ湖の遊覧船です。なんと海賊船、、金色・黒と、何艘もあります。私が乗ったのは金色、内部の作りも手抜きなく凝っていました。
九頭竜神社や箱根神社の鳥居が見えて来て美しかったです。
さて、箱根関所から車で20分ほど、、、小田原城が見えて来ました!
広々として大きなお城です。
小田原城は、戦国時代は北条氏の城でした。後に北条早雲 として国内に名をとどろかせた伊勢宗瑞(いせ そうずい)が、15世紀末に支配 下に置きました。それから、早雲、氏綱、氏康、氏政、氏直と、五代続き、約 100年、北条家の拠点となっていました。 豊臣秀吉の来攻に備えた戦国時代末期の小田原城。八幡山から相模湾の全長9キロ、堀と土塁をめぐらせ守りは固いです。遂に。秀吉も攻められず、小田原城は「難攻不落の 城」として有名になりました。
小田原城天守閣は、約9億9千万円をかけて耐震改修工事を行い、2016年5月、リニューアルオープンしています。こんなにピカピ
カです。
小田原駅前にある北条早雲像、、みなさん、早雲は岡山の出ということはご存じないですね。とても楽しい旅でした。
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