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ザ・戊辰研マガジン

2018年07月号 Vol.9

会員のブログより「北海道・浦臼を歩く」

2018年06月30日 10:33 by date
2018年06月30日 10:33 by date

今回紹介するブログは、研究会の会員である「剛丸先輩」(ブログ名)が、2016年に北海道に取材に行った時のブログです。北海道樺戸郡浦臼町と月形町に行きました、理由は坂本龍馬の夢だった北海道開拓の軌跡を訪ねることでした。取材は一日で終わったようですが、その後の日々は呑んでばかりいたようです。なんとものんびりしたものか、これでは取材に行ったのか飲みに行ったのかわかりません。

実は、(2016年)の5月9日から13日の5日間は北海道の札幌市に行っていました。    北海道の月形町と浦臼町に用事がありました、と言いますのは私のライフワークで戊辰戦争後の東北の人たちの北海道開拓を追っています。あの広大な北海道は150年前は原生林に覆われた未開の地でした、そしてそこにはアイヌの人たちが平和に暮らしていました。  そこへ明治新政府が、ロシアの南下から蝦夷地を守る名目と、戊辰戦争で追放された旧幕臣や東北の侍を北辺の守りにつかせ、開拓事業に当たらせました。  今回の取材は浦臼町の開拓を調べるための北海道入りでしたが、浦臼の開拓の初めは「樺戸」と言われる場所に刑務所が建てられたのが最初です。明治期には刑務所と言わずに収治監と言っていました。  「樺戸収治監」です。  この樺戸収治監に収監されていた囚人を使って樺戸地区の開拓がはじまりました、最初に道路建設が始まり、道路ができると開拓です。この樺戸収治監は長期受刑者が収容されていましたが、特筆すべきは「政治犯」が多数いたということです。つまり当時の民権運動に参加しての政治犯です。これらの政治犯を開拓に使ったのは「伊藤博文」でした。「囚人に只飯を食わすな」が理由でした。でも政治犯ですから時の政治に都合の悪くなった人を収監することは容易に考えることができます。  そして収治監の周りには官舎や、行商の宿や、関連する商店などが発達して街ができました。その街は初代樺戸収監所の長の「月形 潔」の名を取り「月形村」となりました。  その後、月形村は大きく発展したが、遠方地にあった「浦臼地区」が月形村から分村して浦臼村になったのです。  その「浦臼村」に、土佐の坂本竜馬の子孫が入植し開拓事業に参加します。  ここで「浦臼」と坂本竜馬が繋がるのです。  それを調べるために北海道に渡ったのです。  取材地の「浦臼町」には居酒屋の情報がありません、私が調べましたが居酒屋は一軒だけです。これでは北海道の居酒屋文化に触れることはできません。  そこで浦臼町には留まらずに、今回の宿泊地になった札幌市に住む私の実姉の自宅が宴会場になりました。  1日目の5月9日は、九州・壱岐の島の焼酎「島蔵」を呑みました。  「島蔵」・・・壱岐の蔵酒造(株)、壱岐市芦辺町湯岳本村触520         30度の大麦焼酎です。  2日目の5月10日は、九州奄美の黒糖焼酎「喜界島」を呑みました。  「喜界島」・・喜界島酒造(株)、大島郡喜界町赤連2966-12         25度の黒糖焼酎です。  3日目の5月11日は、北海道の日本酒」「男山」を呑みました。  「男山」・・・男山(株)、旭川市永山2条7-64         「男山」という日本酒は全国にありますが、その創始は兵庫県伊丹市です、江戸時代は日本酒と言えば「男山」でした、それが明治期に入ると伊丹の「男山」が廃業しますが、「男山」ブランドが切り売りされて全国に「男山」という日本酒が現れます、ですが「北海道男山」こそが正統のブランドです。  その「男山」を呑みました。  4日目の5月12日は、北海道の日本酒「二世古」を呑みました。  「二世古」・・北海道虻田郡倶知安町字旭47         (有)二世古酒造  居候でありながら毎日毎晩お酒をいただきました。  私は常日頃、「焼酎はのまん」と全世界に向けて言い続けていました。幕末時に東北に攻めてきた西国の焼酎などのめるかっ、特に芋侍(薩摩藩)の作った芋焼酎など呑めるかっ。が私の人生での飲酒スタイルでした。  このスタイルを守って数十年、「焼酎は日本を代表する酒じゃないっ」、これが私の言い分です。  そして米で造ったお酒こそ日本を代表するから「日本酒」と言うのだも口癖です。  でも今回は焼酎を飲んじゃいました、しかし、世間の皆さんっ、今回飲んだ焼酎は「壱岐の島の焼酎」と、「喜界島の焼酎」です。  決して九州の焼酎ではありません。  私は北海道に行っても自分の飲酒スタイルを守り、自らの矜持を正しました。  でも「島の焼酎はおいしかった」。

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