ザ・戊辰研マガジン

Vol.4

村上殿の日々つれづれ

2018年01月20日 09:59 by murakamidono

I 若い人へー

「昭和少年少女遊びの広場」の構築 「若い人へ」と書いた理由は、文化継承の意味があるからである。日本の雇用情勢は厳しくなりつつある。趣味としてやるよりは、「生業の種になる自分の技を身につける」のもよいと思う。この意見は、できれば「ザ・戊辰研マガジン」に掲載していただき、多くの方々に注目されると有難い。故郷の文化継承には女性に適しているのが多い。OL、学生、高校生が注目して下さることを期待する。 私の生家(村上市)の近くに、広い敷地を持つお婆さんがいる。90代半ばである。元小学教員で、帰省する度に、よく訪問している。丸く選定された木が50本はある。池もあり、きれい。目測ですが、10反はあるようだ。3000坪である。これほど広くきれいな屋敷は村上市では、ここだけと思っている。敷地に本宅、土蔵、小屋がある。小屋と言ってもきれいな建物。故郷には、「ほったて小屋」のような雑な小屋は見当たらない。とにかく建て物が大きくきれい。 私が先生に提案しているのが「昭和少年少女遊びの広場にしては」である。この敷地で「いろいろの遊び」ができるようにし、土蔵は画廊兼食事どころ。 僕が欅の板で看板を作り字を書く。これを全国に公開し「自分の生きた証を残したい人」がいたら看板を作り、ご芳名を書き残す。作品は土蔵に。多少の賛助金は戴きたいが。 遊びの一つが竹馬である。数人分を作りたいが、地元には孟宗竹ばかりで適当な竹がない。粟島には非常に適切な竹があると思うが時間と費用がかかる。こんなわけで、最近は竹のことを考えている。「演劇」「てまり」「おじゃめ」「折り紙」も入ってくるが西条八十の歌にある「てまり」をつくるのは至難の業。「折り紙」を何も参考にしないで作るのは難しい。戦前、米国に、「折り紙」に挑戦した学者がいた。「これは難しい」と思ったのでは。この学者と「大日本帝国の崩壊」が関係ある。「子供の遊び、ゆめゆめ軽んずべからず」。 敷地に何かを栽培し多少の収入にさせたい。「子供が容易に栽培でき、収入になるもの」を考えている。1週間から2週間来て下さると有難い。

 

II 若い人たちへー「技」を身につけては

 私は子供の時、「育児」「ごはんたき」「女性の白髪染め」「虫干し」などを手伝った。20歳まで、女性環境で育った私は、後ほど、大手メーカーに勤務した。都会で巨大なビルの中で働くOLが、どんな仕事をしているかも見てきた。1980年当時、「日本のモノづくりは世界最高」と思っていたが、近況は違っている。養蚕の運命と似ている。これから仕事量がどんどん減ってくる。  若いときは、「技」(=「自分の腕に仕込む」)を身につけるのも良いと思う。学校の成績には、こだわらないほうがよいと思う。外国人と付き合うとき、「自分自身の文化=自分自身のアイデンテティー」を持つことが望ましい。母一人で、育児をしている女性もいるようだが、これは大変なことだ。育児経験がある私はよくわかる。  世間の「風潮」に流されないことも大事。風潮が間違っていることもある。野口雨情の童謡「七つの子」は、誰も知っているが、多分、全国民間違って歌っている。 「パリジェンヌ」という言葉がある。これに憧れる日本女性は多いようだ。フランスファション界の最王手会社の社長の息子が日本女生と結婚している。まずは「自分の良さを知ることが大事」だろう。

III  若い人たちへー「技」をもつ  

 仕事が少なくなり、厳しくなる日本です。これからは、腕に技を仕込んでおけば身を助ける時代です。「技」を身につけるのは、ある人に弟子入りしなければなりません。3年はかかります。  日本一の絹織り、古来の木造大工、漆塗りの桶つくり、草屋根職人、繭の花作り、養蚕等があります。面白いと思うのは「女性の木造大工」「女性の桶作り」「女性の草屋根職人」です。国内でも珍しいので、働く姿を国内外に発信すると、一躍、注目されると思います。多分メディアにも。「面白いことをやる」ことです。  最近は女性が大型トラックを運転しているのを時々見ますが、「大したもん」と思います。大型免許を取るには、練習中、一回でも失敗すればダメです。ブレーキのかけ方も普通車と大きく違い、とてつもなく難しい国家資格です。これがあると「無敵」です。どんな時代になっても心配はいりません。  「巧の見習い」と並行して、「畑で穀類などを栽培する」と生業の役に立つわけです。上記の職人は、私が個人的に交流していますので、希望者がいたら、今なら紹介できます。「草屋根」は主として文化施設の屋根ですので、仕事量が多いようです。 草屋根のせいか、夏でも熱くないそうです。  これからは「自分のアイデンティティを持てる人」です。

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